ブンデスリーガ最終節、優勝争いも上位争いも残留争いも時を追ってクギヅケ(笑)
2023.05.29
先週末土曜日はブンデスリーガ最終節。
当然同時キックオフで、いやはや複数の試合を追いかけておりましたら、うっかりデータ通信料を超過してしまいましたがな(苦笑)
日本人選手が関係あるというなら、3クラブの内の1クラブは残念ながら降格になってしまいそうな残留争い。
ボーフムは浅野拓磨のクロスから先制し、さらにコーナーキックに浅野が走り込んでワンタッチで合わせて前半で2点リード。
シーズンを通してゴール数が物足らないことこの上ない浅野拓磨だが、ワールドカップ予選でもワールドカップ本大会でも稀に不思議に大事なところでゴールを決めてしまう浅野のフシギが作れるして、ボーフムは残留確定。
前節、遠藤航のゴールで降格圏を脱出したシュツットガルトは、ボーフムが自力残留へ突き進む状況下でスコアレスで推移していたが、試合終盤に失点してしまい、この時点で吉田麻也の所属する(この試合は出場機会無し)シャルケがアウェイで2-2の状況で(この時点で勝点で並び)カラーライマー点滅、、、だがシュツットガルトはホームでドローに持ち込み勝点1ポイント獲得。
シャルケは試合終盤に2発ぶち込まれて2-4で敗戦。残念ながら1シーズンで2部へ逆戻りとなってしまった。
シュツットガルトは自動降格は免れ、2部3位との昇降格プレーオフへ回ることとなった。
さて、吉田麻也は来シーズンはシャルケに居ないと思われ、どうするんだろうな。。。
堂安の所属するフライブルクはアウェイで長谷部・鎌田スタメンのフランクフルトと対戦。前半終了間際に先制し、この時点でチャンピオンズリーグ出場権を争うユニオン・ベルリンがスコアレスだったので逆転で4位(チャンピオンズリーグ出場権獲得)の目が出てきた。
試合展開を追いかけているこちらもウォッと盛り上がってきたんだが、試合終盤になって鎌田のクロスからヘッドで同点ゴールを叩き込まれ、さらにアディショナルタイムに逆転ゴールを奪われて1-2の敗戦。
ユニオン・ベルリンは試合終盤にゴールを奪ってそのまま1-0で勝利。
フライブルクはチャンピオンズリーグに届かず、ヨーロッパリーグ出場権獲得に止まった。
そして優勝争い、、、ドルトムントがバイエルン・ミュンヘンを2ポイントリードして迎えたこの日、ドルトムントはホームで勝てさえすればOK(得失点差ではバイエルンが大きくリードしており、勝点で上回ることが必須…)なのに、マインツに早い時間帯でまさかの2失点、挙句にPKを失敗。
一方のバイエルンは序盤に幸先よく先制。このままだとドルトムントは11年ぶりの優勝を逃してしまうところ、ドルトムントは後半ようやく1点返して1-2に。
そうこうしていると、今度はバイエルンが80分にPKで失点して1-1に追いつかれてしまう。。。
こうなるとドルトムントは同点に追いつけば優勝、、、となる状況だが、試合最終盤、バイエルンが追加点を奪ってしまい、。ドルトムントはアディショナルタイムにようやく同点に持ち込むゴールを奪ったが結局2-2のドローに止まり、バイエルンとドルトムントは同勝ち点、得失点差でバイエルンの優勝、11連覇という結末となった。
あんな大観衆のホームで千載一遇の優勝のチャンスを逃してしまうっていうのは、まったくもって心中察するに余り有るものがある。
ドルトムントは、香川が居た2010-11シーズンおよび2011-12シーズンに連覇して以来の優勝ならず…というドンデン返しでブンデスリーガが幕を閉じた次第。。。
遠藤航と伊藤洋輝(シュツットガルト)は、ハンブルガーとのホーム&アウェイ方式の昇降格プレーオフという大仕事が待ち構えているな。
そしてACミランへの移籍が決まりそうな(決定済みか?? ミランはチャンピオンズリーグ出場権も確保したし…)の鎌田は、フランクフルトでの最後のプレーがもう1つ残っている。
日本時間6月4日(日曜日)3:00AMキックオフのライプツィヒとのカップ戦(ポカール)ファイナル。
フランクフルトにカップを残して去って行きたいものだね。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2022-23シーズン