キレッキレの久保建英…なお試合の方は追いつかれてドローでタイムアップ。

先週末のレアル・ソシエダVSジローナ。ジローナは好調でヨーロッパリーグ出場権を狙うポジション。この試合でも序盤から互いにアクレッシブな攻撃フットボールの応酬で、大いに楽しませていただいた。
その中で掛け値なしにキレッキレだったのが久保建英。
ボールが渡ればまず奪われないし、マーカーとの駆け引きからのドリブリングでの剥がしシーンも数え切れないほどあり、明らかに味方も久保を仕上げ(フィニッシュの1つ前)のキーマンとして使う・ボールを渡すのが見て取れた。

試合開始からわずか2分、久保建英が右から切れ込んでファウル誘発でPK獲得。これをオヤルサバルが決めて先制。
さらに20分過ぎ、今度は右から完璧なコースと弾道のクロスを送り込み、ダビド・シルバが走り込んで合わせて追加点。
ソシエダは序盤で2点リードという有利な展開。

ところがジローナもさすがに好調なだけあって、ソシエダの守備網に対して試合を進めながら手を変え目を変えて攻略にかかり、ソシエダの左サイドでのカットインからのシュートで1点返す。
さらに前半アディショナルタイム、セットプレーから同点に追いつく。

2-2に追いつかれてしまった後半、久保はなお継続してキレッキレのパフォーマンスを何度も見せ、ドリブリングだけでなく、間合いをはかっての素早い速いパスを打ち込んで味方のフィニッシュを引き出したり、久保自身もカットインしてのニアを狙ったシュートを放ったり(ゴールラインを割ったように見えなくもなかったがゴールを認められず…)さらには左右のコーナーキックからピンポイントのボールを放り込んだり、縦横無尽の活躍。最近とみに、もはやソシエダの攻撃を牽引しているといっても過言ではない。
だが残念ながらスコアを動かせず、ソシエダはもったいないドローで勝点1ポイントを積むにとどまった。

久保建英についてはプレースキックがイマイチのことが多かったが、この試合でのコーナーキックを見ていると、そこもバージョンアップしてきているのかな、と。
まだクロスボールがディフェンダーに引っかかるシーンもあったが、それでもこの試合の何度かの好クロスを見るとバージョンアップしていることは明白だろう。
ワールドクラスのパフォーマンスだったという声が現地でも多いらしいのはヒイキ目でもなんでもなく、当然この試合でもマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)だったが、こうして課題を少しずつクリアしていくところはまったくもって素晴らしいと言うしかない。

ソシエダはチャンピオンズリーグ出場圏内を堅持しているが、残り4試合、バルセロナとアトレティコ・マドリーとの対戦があり、この2つを落とすと追走するビジャレアルとの勝点差が5ポイントだけに、まだまだ油断できないところだ。
久保が明らかにクラスアップした今シーズンの(いわば)証として、チャンピオンズリーグ出場権獲得、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を果たして欲しいものだ。

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