“KING KAORU.”(ブライトン公式SNS)
2023.02.06
キックオフ前、現地国際映像に実に長々と抜かれ続ける三笘。
対戦相手は、降格圏ではあるがガシガシ来る(そして勝点を持ち帰ろうとする)体のボーンマス。
三笘には前を向かせないように常に1枚、三笘にボールが入ればすかさずもう1枚、、、といった形を徹底、、、徹底的三笘封じ、三笘大警戒網…
一方のブライトンは(移籍騒動のあった)カイセドがベンチ、マカリスターがサスペンション(累積警告による出場停止)で、ララーナがケガ、前線のファーガソンもケガ、、、という状況で、前線はウェルベックとウンダヴ。
4-4-2かもしれないが、3バックのような形。エストゥピニャンが3バック左。
これは新しいシステムにトライしていたのか、台所事情によるものか、ちょっとわかりません。
ただ、エストゥピニャンが低い位置なんで三笘も低い位置になり、なかなかイイ形、イイ身体の向きでボールが入らない。味方が三笘の脇に1枚来ればまた変わったと思うんだが、、、まぁその分…右サイドは結構イケイケ。
とはいえ、三笘も前半の終わり頃になると段々本来の動きを見せるようになる。
後半に入るとブライトンは明らかにエストゥピニャンも高い位置を取るようになり、中盤センターのグロスがセンターバック2枚の間に落ちて3バックを形成するようなシステムに。
60分あたりにはカイセドも投入。
三笘も何度も惜しいシーンをつくり出すが、スコアレスのままアディショナルタイムに突入。
このままスコアレスドローか、、、という空気が漂う中、トップのサルミエントが左に流れてクロス、、、三笘が巧みな動きでゴール前に入り込みヘッドで合わせたボールがマウスに吸い込まれ、ようやくゴール。
2試合続けて最終盤のゴールで、正にヒーローだな。
ブライトンの公式SNSじゃ “KING KAORU.” だってよ(笑)
しかしゴール直後のチームメイトたちのセレブレーションの画が、めっちゃイイっすな。
実にイイ雰囲気。
折角このブライトンは実に魅力的なんで、来シーズンのヨーロッパでの戦いの舞台に到達して欲しいところだが(来シーズン、三笘やカイセドやマカリスターが居なくなったとしても…)リヴァプールやチェルシーが勝点を伸ばせないでいるんでチャンスなんだが、なんか知らんがニューカッスルが好調でなぁ、、、チャンピオンズリーグ圏内には届かなくてもヨーロッパリーグ出場権には届いて欲しいが、そのニューカッスルとの勝点差は現時点で6ポイントある。
なお、現在の首位のアーセナルが痛い黒星を喫した今節だが、マンチェスター・シティも付き合ってくれて勝点差は縮まらず、、、というイングランド・プレミアリーグであった。