U-20女子ワールドカップ、初戦でオランダを撃破…変則4バック(?) 3バック(??) の可変システム(?)
2022.08.13
コスタリカで開幕したU-20女子ワールドカップ。オランダ、ガーナ、アメリカ(対戦順)と同グループの “ディフェンディング・チャンピオン” 日本。
初戦のオランダ相手に厳しい戦いになるかと思っていたが、前半から圧倒。結局シュートを27本も打ったが、ゴールは前半の1つだけ。1-0で初戦を突破した。
試合前の国際映像での予想フォーメーションでは3-4-3と紹介され、いやいや普通に4バックだろうって(何を見て、例えば現地でのトレーニングマッチを見て3-4-3を予想してんのかいな…)と思っていたが、一応スタートポジションは4-4-2のように見えたが、すぐに変則4バック(ないしは変則3バック)をやってるんだな、と。
4バックで言えば右サイドバックが高い位置を取り、ビルドアップ時には明らかに3バックに。
相手がボールを持って前を向けば4バックになるし、相手の攻撃を待ち構える状況では中盤センターの1枚を下りて5バックを形成することもあった。
なるほど、これを見たらシステム厨の中にはフル代表(もちろん男子のフル代表)も可変4バックにしたらイイんじゃないか…という声が増えそうだ。
ちょっと日本の左サイドの守備が不安定な感じがしたけどね。
右サイドはコンビネーションもよく出来ていて、レーンの使い方も出来ていて、右サイドが今大会の日本の鍵なのかな。
決勝ゴールは、中央でシャドー的な役割を担う選手からの相手最終ライン裏へのスルーパス(トップの選手の動き出しとスペース指示付き…)からのクリーンショット。
あー、こういうゴールなりシュートシーンって、歴史的に日本の最も日本らしいフィニッシュシーンだよなぁ…と(笑)
実際、過去幾つもこういうゴールやフィニッシュを見てたよね。
ただま、それ以降はシュート数も枠内シュート数もタイヘンなことになっていたのに追加点を奪えず。普通に3-0にできた試合だった。
後半、少々危ないシーンもあり、1-0ではなぁ…というところだ。
この試合のオランダは、特に中盤、選手は散らばっているんだがスライドも無く棒立ちの感じで、日本にイイように攻略されていた。準備が十分でなかったのかもしれないが、このグループを突破するのは日本とアメリカで行けそうか???
そのアメリカは初戦でガーナに3-0の勝利。
今大会は J SPORTS でライブ中継なのと、BSではBSフジでライブ中継だったり録画中継。
TV放送スケジュールを確認されたし。。。
http://jfa.jp/national_team/u20w_2022/u20_womensworldcup2022/tv.html
なお、日テレ・東京ヴェルディベレーザが出場する “The Women’s Cup2022″(@ケンタッキー・ルイビル)のベレーザの試合を、「日テレスポーツ」公式YouTubeチャンネルでライブ配信することが本日発表に。
初戦は明後日(15日)日本時間(早朝)5:00AMのACミラン戦。
https://www.youtube.com/watch?v=4j3pEmPJaFg
この大会は6クラブ参加で、ミラン戦がクオーターファイナルということで、勝てばセミファイナル、負ければ5-6位決定戦に臨む…ということらしい。