シュツットガルト、アディショナルタイムの遠藤航の劇的ゴールで奇跡の逆転残留。

昨夜はスコティッシュ・プレミアシップ最終節。古橋は見事な2ゴールでリーグ得点ランキング首位へあと1ゴール…と迫ったが、60分過ぎにギアクマキスと交替。そのギアクマキスは1ゴール決めて古橋のゴール数と並ぶ、、、さらにアディショナルタイムにもう1ゴール決めて、得点ランキング首位タイに。
ということで、古橋のリーグ得点王はならず、同僚のギアクマキスが首位タイでの得点王、という結果に。
ま、古橋はケガで離脱が長かったし、ギアクマキスだって、当初は使い物にならん感もあったが、古橋不在の間、チームを支えたわけだし、そもそもがギアクマキスは昨シーズンのオランダ・エールディヴィジの得点王だったわけだしな。
ま、いいじゃないですか。古橋は公式戦20ゴールだそうだし。
…という楽しい時間の後は、ブンデスリーガ最終節。遠藤航と伊藤洋輝がプレーするシュツットガルトは、自動降格圏こそ免れそうだが、このままだと2部との昇降格プレーオフを戦わなくてはならない状況。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=4362


最終節のホームで戦うケルン戦に勝ち、なおかつアウェイで戦うヘルタ・ベルリンがドルトムントに負けてくれないことには昇降格プレーオフ圏脱出・残留確定とならないシビレる一戦。
シュツットガルトは早々に獲得したPKを失敗してしまったが、早い時間にコーナーキックから先制。
ところがシュツットガルトが先制した直後に、ヘルタがPKでドルトムントから先制を奪う。
後半に入り、今度は早い時間にシュツットガルトがゴールキーパーのファンブルから失点してしまい、同点に追いつかれる。
するとその直後、ドルトムントがPKで同点に追いつく。
このままだと当然、ヘルタが残留確定、、、するとドルトムントが終盤に追加点を奪い、そのままドルトムント2-1ヘルタで終了。しかしシュツットガルトは追加点を奪えず1-1のまま4分間のアディショナルタイムに。このまま終わると、せっかくヘルタが(注文どおり)負けたのに、シュツットガルトはヘルタを上回れないことに。。。
左からのコーナーキック、、、ニアで伊藤洋輝がバックヘッドでそらし、ファーで遠藤航が頭から突っ込むヘッドでゴール!!
スタジアム、大騒ぎ。
残りのアディショナルタイムも無事に終え、土壇場も土壇場の劇的な「キャプテン」遠藤航のゴールでシュツットガルトが大逆転残留を確定した。
…というわけで、こっちも夜中に盛り上がってしまった次第(笑)
この試合の遠藤は、2つほど決定的なゴールチャンスを決め損ねていたんで、最後の最後に本当によかった。
YouTubeのブンデスリーガ公式アカウントでも “LAST MINUTE Rescue by Endo!”というタイトルで配信。SNSでも「キャプテンだ!!」「俺らのキャプテン!!」的な発信を目にしたり。
そして試合終了後は(お約束の??)ピッチを観客が埋め尽くす大騒ぎ。遠藤もオッサンにキャプテンマークをねだられ(?)選手たちに胴上げされたようですね。
ちなみに今シーズンのシュツットガルト、シーズン初ゴールを決めたのも遠藤で、シーズン最後のゴールを決めたのも遠藤、ということになる。
そして今シーズンも(2年連続で)どうやら「デュエル王」(デュエル・キング)らしい。
いやはや、出来過ぎのような結末。しかも日本人選手2人が絡んでのゴールで、おかげで実にすがすがしい朝だよ。
なお、原口が所属するウニオン・ベルリンも試合終盤の決勝ゴールで順位入れ替わり、来シーズン(ヨーロッパカンファレンスリーグじゃなく、それより1ランク上の)ヨーロッパリーグ出場権を獲得。ドローで終わっていたら、当該クラブと勝点では並んだものの得失点差でヨーロッパカンファレンスリーグ行きだった。ウニオン・ベルリンにとってはヨーロッパカンファレンスリーグ行きでも大きな成果なのに、それよりさらに大きい成果を上げたシーズンとなった。
これも、すがすがしさ何割か増しだ。

▲ページのトップへ

CALENDAR

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930        

 2024年04月 

Total Ranking

  1. 2024-25シーズンからのACL新フォーマット。(2023.08.15)
  2. メッシVSグヴァルディオルのシーンでのメッシのプレーに感嘆の至り…(2022.12.14)
  3. 三笘、FAカップのリヴァプール戦で表現の仕様のないスーパーゴール。(2023.01.30)
  4. まるでサッカー人気が下火とか低迷しているように受け取られる言動は気をつけたいものだ。(2022.12.08)
  5. イギリス労働許可証の格付けが(1グレードだが)昇格。(2023.06.19)
  6. やり返しておいたからな…的なカイセドと三笘の(控え目な)ハイタッチ。(2023.05.17)
  7. 天皇杯ウイナーのACL出場権は来シーズンから変更に。(2023.12.21)
  8. Jリーグ選手契約「ABC契約」見直し?? それはとても良い事。早く実現して欲しい。(2023.06.29)
  9. 【涙腺崩壊】Jリーグはこの動画をバズらせることができるか?(2022.12.24)
  10. 恐るべしクロアチア。延長前半終了間際に失点するも追いつき、PK戦を制してセミファイナルへ。(2022.12.10)
  11. はぁあ???「FIFAインターコンチネンタルカップ」ってなんだよ…(2023.12.19)
  12. 女子ワールドカップ開幕。「FIFA+」で日本語実況で視聴OK…(2023.07.21)
  13. 渋谷駅にWEリーグの広告。(2023.07.18)
  14. 「ワールドカップでまざまざと見えた身体意識の差」(転載)(2022.12.06)
  15. ヴァンフォーレ甲府、記念すべきACL初試合、価値あるアウェイでの勝点。(2023.09.21)
  16. 女子ワールドカップ放映権問題、ヨーロッパは合意らしい…(2023.06.25)
  17. Jリーグ「秋春制」移行が決定したが、あまりにヌル過ぎる論拠・ビジョン…(2023.12.20)
  18. 延長戦、PK戦、予想していたんだが…日本、勝ち上がれず。(2022.12.06)
  19. 「圧巻」の表現では足らない…「衝撃」の三笘の5人突破ゴール。(2023.08.20)
  20. 三笘のアノ折り返しの技術にもっと言及できないところが日本…(2022.12.03)

Recent Special Categories

Back Number

▲ページのトップへ