確かにJ1のクラブにとっては難しい試合…天皇杯2回戦。
2018.06.07
昨夜の天皇杯2回戦は、まぁジャイアント・キリングと言うのか、そういう言葉はどうでもイイんだが、とにかくJ1の2つのクラブが大学生や実質4部リーグのクラブに敗戦する(1つは延長戦で敗戦、もう1つはPK戦で敗戦)という体たらくで、その他にも退けたものの、実質4部リーグのクラブに前半だけで2点のビハインドだと、一次は逆転を許すとか、大学のセカンドチームに2点のアヘッドを追いつかれるとか、いろいろありました。
簡単に不甲斐ないとも思うが、面白いし(いや、正直盛り上がる…ゲッって感じで…)興味深いし、そんな単純じゃない。
ただま、J1のクラブにとっては、2週間以上も前にリーグ戦が中断して、その後にカップ戦(ルヴァンカップ)の1試合が入ったクラブもあるが、それだけ空いて、単に空くだけでなく、過密日程続きだったので休養を入れて、トレーニング再開してからの初戦(実戦)なので、たいへん難しいのは事実。そこら辺の持って行き方は、選手はもちろん、コーチングスタッフもたいへん難題だということも、認識しないといけない。
それでも、上手く持って来られるようにならないと…ってところは、まぁあるんだがね。それでも、かなりムチャ過ぎとも思う。
言ってしまえば、これも日程の組み方に問題があるわけだろ。ワールドカップ期間中はトップリーグは開催しないんだが、かと言って、2週間も空いて(下のカテゴリーとの対戦とは言え)一発勝負の公式戦っていうのは、ちょっと考えないと。選手もケガをする恐れがあるし。相手はこの間も実戦を重ねているわけだしな、、、それぞれのカテゴリーで。ちょうどコンディションやら何やらが上がってきてるところだろう。ハンディつけて面白くしてんのか???
とはいえ、ヤバしっていう状況でも勝ち切った(振り切った)クラブもあるし、冒頭のように敗退となったクラブもある。結構主力を投入して。これだけカテゴリーの違う対戦なんだから、最終的にはそこは個々の能力とか地力だろう。戦術とかじゃない。そこが不足してるとズルズル。PK戦なんて、1人リードしながら最後は(ABBA方式なんで)2人連続して失敗しての敗退なんて、プロとしては恥ずかしいわな。