町田が決勝ゴール…ユニオン・サンジロワーズ、カップ戦優勝。
2024.05.11
ユニオン・サンジロワーズとロイヤル・アントワープのファイナルとなったベルギーカップ。町田の決勝ゴールで1-0でサンジロワーズが優勝。町田は試合前から(もちろんゴールを試合中も決める前から)現地映像で抜かれることが非常に多く、現地実況にも再三名前を出されるという具合。今シーズンで移籍が取り沙汰されているが、いよいよなのか???と思わざるをえない。そんな注目下でカップ戦ファイナルで勝利の立役者になるとは、実にオツ(笑)
サンジロワーズはいつもの3バック、町田は3センターバックの左。ぶっちゃけサンジロワーズは町田と左ウイングバックの10番、ラプッサンがビルドアップの生命線。ほとんどの攻撃がこのラインから。
前半アディショナルタイム、右コーナーキックをフリックしたところに町田が飛び込み、ディフェンダーの前に電光石火で入ってワンタッチでフィニッシュ。
後半は当然アントワープが反撃に出て来るが、危ないシーンは左深いタッチエリア沿いの位置で町田が(なんだか)すり抜けられた形になってカバーに入った味方が交わされてゴールキーパーと1対1でシュートを打たれたシーン(シュートはゴールキーパー正面)くらいか。それ以外はアントワープの攻撃にさして見所なく、1-0で逃げ切り成功。
サンジロワーズは110年ぶり(!)のカップ戦優勝だそうだ。
町田は試合終盤には1列高い位置(左ウイングバック)に入り、守備固めだと思うが、おそらくアントワープの右サイド、10番と24番を前で封じたかったんだろう。
町田の1対1の守備については、足元の技術もあるので割と華麗に(?)守備対応していたように思えたが、サンジロワーズは味方のカバーリングやプレスバックの意識が高く、そういうプレー内容になるんだろう。だが、これが(噂のある)イングランドとかではどうなるか、どう行くか、というところかな。
あと、こっちは噂以上のレベルだと思うが、パリ・オリンピック日本チームのオーバーエイジ枠への選出もありそうだ。
ユニオン・サンジロワーズはリーグの方でも(優勝プレーオフ)残り3試合で首位と勝点3ポイント差で、こちらも優勝ないしはチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性があるんだな。