昨日ACLノックアウトラウンドのドロー。
2023.12.29
横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府がグループステージを突破した2023-24シーズンACL。ノックアウトラウンドのドローが昨日行われた。東地区でのグループステージ突破(8チーム)は日本と韓国が3、中国とタイが1、という内訳となった。
日本勢はもしかすると川崎フロンターレだけか…と心配したが、最終節で横浜F・マリノスとヴァンフォーレ甲府がグループ1位に食い込んでまぁまぁの結果となった。
ラウンド16は来年2月13日or14日に1stレグ、2月20日or21日に2ndレグが行われる。日本勢同士の対戦にならなくて良かったし、韓国勢同士の対戦(潰し合い)もあって、まぁ良かった方じゃないか。
ただ2月13日or14日が初戦だとか、毎度毎度(ナショナルチームでも)2月っていうのは始動し始めで状態がイイわけがない。
また、スーパーカップ(JリーグチャンピオンVS天皇杯ウイナー)が2月17日に行われることが決まっているんで、川崎フロンターレは中国での初戦(アウェイ)から帰国してすぐスーパーカップ、そしてまたすぐ2ndレグという、いきなり過密スケジュールになってしまう。
それとトーナメント表を見ると、横浜F・マリノスと川崎フロンターレがラウンド16を突破すると対戦することになるが、それはもうしょうがない。
ところでグループステージ最終節での横浜F・マリノスの戦いぶりだが、どうしても得点をできるだけ奪っての勝利が必須だったこの試合、なかなかゴールを奪えなかったものの、結果的には3-0の快勝。それも全てブラジル人選手同士でのアシストとゴールということで…ブラジル人頼みの〇〇サッカーという体になってしまったが、ま、ACLの戦いってこういうのが奏功するんだよね。
ACLは次の2024-25シーズンから、いわゆる外国人枠が撤廃されることになっている。(現在進行中の2023-24シーズンは5人+アジア枠1人…)
中東諸国のクラブは資金に物を言わせて外国籍選手をかき集めることが容易に想定されるわけで、Jリーグはどうするんだ??? イングランド・プレミアリーグやドイツのブンデスリーガのように外国人枠撤廃しなくてよいのか、「世界と戦えるJリーグ」などとうたって秋春制移行するなら、そういうことも議論することではないか。外国籍選手にしても、Jリーグを国際舞台へステップアップのジャンプ台と考えるようになってもイイんではないか。それも「世界と戦う舞台」としてのJリーグの大きな一側面になるのでは???