オフシーズン明けのセルティック相手に、横浜F・マリノスの練り込まれたシステムが存分に炸裂。

来日してわずか1日の調整のセルティックと横浜F・マリノスのフレンドリーマッチは、前半のクーリングブレイクまでに4つのゴール(この時点で2-2)という派手な展開。前田大然の(前半だけで)ハットトリックとなるゴールで3-2で折り返したが、後半にF・マリノスが4つのゴールを重ね、ファイナルスコアは6-4でタイムアップ。
ま、どっちが勝ったか云々はあまり論じる必要はなく、オフ明けで日本に到着したばかりのセルティックと、シーズン半ばのF・マリノスでは、比較しても意味は無い。
ただ、とても興味深かったのは、前半からF・マリノスのレーンを使った動きがよく浮き上がる内容で、後半には両チームどもピッチ上の選手総入れ替えとなった中、サブメンバーばかりのF・マリノスはなお一層システマティックな攻撃色がどんどん際立っていった点かなぁ。

もし見てない人はWOWOWで御覧になってはどうかと。

古橋は後半途中からピッチに入ったが、2トップの一角に置かれ、2枚並びというよりは古橋がセカンドトップのようなプレーを新監督に求められているのか(…それはまだわからんが)だけどこれだと、新シーズンの古橋のゴール数はあまり増えそうにないのが気になる。
セルティックの新監督のロジャーズ監督は実績十分な監督ではあるが、もしかすると前田大然の使い方には既に明確なイメージなりビジョンがあるのかもしれないが、古橋に対しては(古橋に対するストライカーとして最大級の評価コメントを見たが、もちろんそれは社交辞令ではないと思うが)これまでのポステゴクルー監督とは違った使い方をしようとしてるんじゃないか、、、というあたりだな。
ま、今週土曜日にはガンバ大阪とのフレンドリーマッチがあるんで、今度はスタートから起用するだろうからとりあえず見てみよう。。。

セルティックでは旗手のプレー、パフォーマンスは秀逸。別格のプレーと形容する向きが数多くあったのも当然。
前半の前田大然の3ゴールは全て旗手が起点となったもの。ハードなコンタクトを受けながらガッチリとボールキープし、難しい態勢から素晴らしい展開パスを繰り出した。
セルティックの中では既に「王様」だな。それも守備や泥臭いプレーは他の選手任せ、、、っていうような王様プレーじゃない。文字どおりチームの核だ。

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