先週末の上田綺世のゴール。
2023.03.21
先週末のベルギーリーグ、セルクル・ブルージュは首位を走るゲンクとの対戦。
相手ディフェンスライン間で左サイドからのダイヤゴナルパスを足元に受けた上田綺世は、見事なワンタッチから前を向いてクリーンシュートを沈めた。
ボールを受けてからフィニッシュまでが実になめらかで滑るように速く、間違いなくモノを感じさせるシーンだった。
上田に入れた味方のパスも素晴らしかった。上田が日本代表では真価を発揮できない点では古橋と同じだが、こういうパスを上田に入れてやれない(入れられるシステムなり攻撃のデザインをできない)マネジメントが問題なんだけどな。
ま、昨年のワールドカップでは(あえて)そこで上田綺世を本大会メンバーに入れた方も期待していたはずで(私だって思いがけない活躍を期待というか、あったらイイんだけどな、と思っていたのは実際のところだ…)でも一度だけプレー機会を与えられたコスタリカ戦では何にもできなかった。。。
一人で何とかしなくてはならないベルギーリーグ、しかも中位もしくは下位のクラブであるセルクル・ブリュージュで、これでリーグ戦14点め(今シーズン公式戦では15点め)で、ゴールランキングでもトップに2ゴール差。
セルクル・ブリュージュとしてもプレーオフ2へ滑り込めそうな順位なので(ベルギーリーグはレギュラーシーズン後に1~4位のクラブはプレーオフ1、5位~8位のクラブはプレーオフ2を戦う)チームをプレーオフ2へ導くことが当然求められる。
プレーオフへ進めなければ、そこでシーズン終了。是非、セルクル・ブリュージュをプレーオフ2へ導いて欲しいものだ。プレーオフ2はヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権がかかる。