トップチームへ引き上げられたばかり、ブンデス2戦めの上月、オドロキの初ゴール。
2023.01.25
上月壮一郎は京都サンガの生え抜き。1年前に京都サンガとの契約を満了しドイツ5部のクラブへ移籍。今シーズン、シャルケのリザーブチームに加入、昨年末にシャルケのトップチームに引き上げられ、前節いきなりスタメンでブンデスリーガ初出場、そして昨日も連続スタメンで、しかも初ゴールまで決めてしまった。
初ゴールのシーンは、横パスを巧みなファーストタッチで相手ディフェンダーの間をすり抜け、ゴールキーパーと1対1を技巧を感じさせるフィニッシュで沈めたもの。
いや~日本人らしい技術とセンスとキレを感じさせるファッショナブルな(!)ゴールだ。
ワンタッチですり抜けたのは、あのクロアチアのグヴァルディオルだよね。
ま、全体的には粗削りだし、いろいろな面でまだまだと感じるし効果的なプレーが多いとも言えないように思うが、今のシャルケには(この試合もホームで大敗…)そういう部分はさておき、こういうエネルギッシュなプレーがどうしたって必要なのは間違いない。
シャルケは1部に戻ったものの、そんな状況だし。。。
若くして下部カテゴリーからステップアップして〇大リーグに昇っていったのは、上月が初めてのケースかもしれない、かな。
今月上旬に閉幕した高校サッカー選手権でプレーした選手でも、Jリーグや大学を経ずにヨーロッパへ渡る選手が居るが、メディアでは既にヨーロッパに渡っている先輩たちからの(こっちへ)早く来いとか、早く来た方がイイ(早く来るに越したことはない)とか、なんだかJリーグとかを(ある意味)軽視することになるかのようなコメントを取り上げて伝えてしまうんだが、もとより彼らのそんなつもりなど無いと思うわけで、そこは伝え方の問題ではないかと。
あんまり、そういう無神経な伝え方なり、そういう情報なりイメージが広まると(無思考で流される日本人や日本社会では)ますますそういう風土なり雰囲気が広まってしまってイイことないんだよな。
百害あって一利なし…みたいな。
そういうあたりもどうかしないとイカンぜ、Jリーグ、そしてJFA、、、JFAなんかは海外移籍推奨だとしてもな、そっちばっかりバイアスかけてちゃイカンわけだよ。