チャンピオンズリーグ、鎌田はもしかすると高いクラスへ到達しているんじゃないか…

日本時間一昨日早朝に行われたチャンピオンズリーグ、フランクフルトVSマルセイユ。
フランクフルトは長谷部がケガで不在だが、長谷部を起用しない場合は4バックが毎度のことだったんだが、3バックで前線は1トップ・2シャドーの形。中盤センターは2枚で、鎌田はシャドーの一角ではなく中盤センターでの起用。
キックオフ早々、左サイドで縦に抜け出して中央にグラウンダーで入れられたボールに、中盤センターの鎌田が走り込んで来て(右からリンドストロムが入って来てスルー)相手ディフェンダーに身体をぶつけられながら体勢を崩すことなくゴール右へ叩き込んで先制。
いや~、後ろから出て来てああいうゴールを決めるって、日本人には(どフリーでない限り)なかなか見られるシーンではない。まるで日本人じゃない(苦笑)凄いゴールじゃないか。


その後も守備でもスライディングで相手を潰すシーンもあったりたり(それもファウルではなく正当なタックルで…前半と後半に確か一度ずつ…)思わずオッと声が出ましたがな。
特に後半の右タッチライン沿いでのスライディングタックルのシーンは、その後の流れが続いたものでリプレイが入れられなかったんだが、だいぶ後になってリプレイを入れるとは、さすがにヨーロッパの中継スタッフのセンスや腕は大したものだ。
そもそも、これをリプレイさせなきゃイカン、と瞬時に判断するところがな。
これら以外にも、後ろに相手を背負いながら味方が付けた浮き球のボールをどうやったのか…アウトでさわったのか潰されることなく味方にはたいたりシーンも幾つか。
もしかすると鎌田は、ヨーロッパでプレーする日本人のかつてないクラスへ到達しているんではないか…
最近、ドイツに限らずヨーロッパのメディアからの評価もたいへん高く、この試合の中継でも何度も鎌田を抜くし、英語実況も何度も鎌田に言及する注目ぶりだ。
さぁて、日本代表チームはこの鎌田をどう生かすのか、生かせるのか、、、判で押したように(相も変わらず日本人の好きな)「トップ下」なるモノに置くだけ…ですかねぇ。
もう最新フットボールのシステムは、そういう単細胞なハナシじゃなくなっているんだけどな。
試合の方はマルセイユが前半のうちに同点に追いつくが(そのゴールも左から中央・中央とつないで右へ振り右からファーへのクロスをワンタッチで合わせたファインゴールだった)フランクフルトは前半のうちにゲッツェが仕事をして(笑)(斜めのパスを入れてそのまま前進、ターンしながら落とし…)追加点。
そのまま後半を凌ぎ切って2-1でタイムアップ。
同グループのトットナムVSスポルティングが1-1のドローで終わったので、首位は勝点8ポイントのトットナム、2位は7ポイントでスポルティング、3位は同勝点で得失点差でフランクフルト、という状況になった。
次節がグルーブステージ最終節。フランクフルトはアウェイでスポルティングとの対戦。フランクフルトが2位以上に入るには、得失点差で劣っているのでスポルティングに勝つしかない。
スポルティングには守田が居るんで、フランクフルトとスポルティングが勝ち上がってくれるのが一番嬉しいんだが、、、チャンピオンズリーグでグループステージを勝ち上がるとたいへんな金額が入って来るしな…

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