日本のクラブ経営もスポーツ文化社会度も、まだまだかなぁ…
2013.12.27
Jリーグはシーズンオフでいろいろ移籍の動きもあって、注目せざるをえないんだが、重要な選手を移籍金をとれずに移籍させてしまう(移籍されてしまう)例を見るにつけ、そういう点でもまだまだかなぁと。
そういうところで収益を上げていかないと、どうするんだ? ってこと。下部組織での若い選手育成だってそう。何も自チーム(トップチーム)に上がれるか上がれないか…だけじゃなかろう。ましてや日本では、そこから大学へ進学する(大学卒業後にJリーグのクラブ入り)っていう道もあったりするという、いわば特殊性もあるし。
スタジアム整備にしても、自治体に頼っている制約もあるかもしれないが、もっともっと観客が足を運びたく環境を整備しないと。
一方で、一般大衆の方も相当知識が不足していると思うことが少なくない。
来年度の日本サッカー協会の年間予算がワールドカップでのベスト8の賞金を計上していることを、一部のメディアや読者が的外れな指摘をしていたりするが、あれはなにも能天気に胸算用してるんじゃなく、公益財団法人の予算組みってのはそうしておかなくてはならない物であって、その辺の知識情報が欠如している。そういう記事を発信する旧メディア側の不勉強や能力の問題もあるんだが。
まぁ、「親会社」が巨額な赤字補填を全額損金計上できる唯一特定固有物の時代へのそぐわなさや、根幹的な歪(いびつ)さや、不平等問題等々を触れないし追及もしないし、大衆には知らせないようにする(隠す?)ような立ち舞いじゃぁ、いつまで経ってもスポーツ文化社会なんて無理無理って思わざるをえないんだなぁ。
その広告宣伝費計上、もう廃止しませんかね。
だって、国税庁長官の通達がいまだに何の議論もなく60年も生きてるなんて、近年多種多様なスポーツ競技の活発化との間で、ちょっと理解し難いことに思われるんだが。