こちらも必見…チャンピオンズリーグ、もう1つのセミファイナル。
2025.05.08
アーセナルのホームで行われた1stレグを1-0でモノにしたパリ・サンジェルマン(PSG)が逆転を狙うアーセナルをホームに迎えての2ndレグ。
PSGは、なんとデンベレを外したスターティングラインアップ。キックオフからアーセナルが攻勢を仕掛け、わずか2分で右クロスにライスが際どいヘッド、、、その後も2度の決定的シュートをPSGのゴールキーパー、ドンナルンマがスーパーセーブで凌ぐ。
PSGがパスカットして攻め込んだのは10分あたり・だが再びアーセナルが攻め込む展開に。だが25分過ぎ、PSGの左からのフリーキックをヘッドで跳ね返したボールをファビアン・ルイスが左から猛烈なスピードで寄せて来たマルティネッリと入れ替わるように交わしてからの豪快左足ショットを突き刺してPSG先制。
マルティネッリの寄せが、素晴らしく速かったんだけれどもちょっと軽かったか。。。
後半、68分過ぎにVAR介入からのオンフィールド・レビューでPSGにPK。だがこれをアーセナルのゴールキーパー、ラヤが見事にストップ。
それでも70分過ぎ、何故そこに右サイドバックのハキミが居るんだ(いつの間に入って来てたんだ)という位置から見事としか言い様のない右足コントロールショット(コントロールショットと言うには、あまりに強烈なショットなんだが…)をゴール右隅に突き刺してPSG追加点。
その直後のアーセナルも1点返すが、このまま2-1でタイムアップ。アグリゲートスコア3-1でPSGがファイナル進出となった。
いやはや、双方ともスピード満点、やはりフットボールは格闘技と再確認させるデュエルの激しさ、スプリント、走る距離、そして随所に見せる技術とパワー、、、インテルとバルセロナのセミファイナルも凄かったが、こっちも凄いわ。
皆さん、こっちも見た方がイイんではないでしょうか。
しかしPSGの両サイドバック、ハキミとヌーノ・メンデス全くもってスーパーだ。
ま、昨夜のJリーグでも、アディショナルタイムの思わず声が出た逆転ゴールを叩き込んだのは(その前から何度もの前線での攻撃参加も…)右サイドバックの選手だったけどな(笑)
あと、相手選手の厳しい寄せ・チェック・プレスに背中でブロックしたとしても、安易にバックパスするのではなく、ターンして前へ持ち出したり、前への推進力を落とさない形で味方に繋いだり、、、っていうあたりももっと見た方がイイんじゃないかね。
いずれにしても、パルセロナ相手に(アウェイ/ホームの2戦続けて…)あのパフォーマンスを見せたインテルと、この(エムバペが居ない方がフットボールとしてクラスアップって、まぁ普通に予想できたことではある…)PSGのファイナル、、、久しぶりに超ワクワクするチャンピオンズリーグ・ファイナルだ。