チャンピオンズリーグ、セミファイナル2ndレグ、1stレグに続く、いや1stレグ以上のスペクタル。
2025.05.07
バルセロナとインテルのセミファイナル。バルセロナのホームで行われた1stレグを(まさかの)3-3で終えて、2ndレグはミラノ、サンシーロ。
そもそもインテルがバルセロナを倒すとしたらロースコアと普通に思うが、1stレグはわずか30秒でアウェイのインテル先制。さらにもう1ゴール。だがバルセロナは前半のうちに2-2として後半へ。60分過ぎにインテルが3-2とするが、その直後にバルセロナが追いついて3-3という展開。
2ndレグはインテルが20分過ぎに先制、さらに前半アディショナルタイムにPKで2-0として後半へ。後半に入ると両サイドバックを高く張らせてきたバルセロナが2ゴール連取して2-2、アグリゲートスコアも5-5。90分間近、バルセロナがラフィーニャが捻じ込んで3-2、アグリゲートスコア6-5と遂に逆転。
これで決まりかと思われたがアディショナルタイム、インテルはセンターバックのアチェルビが(何故にそこにアチェルビが来てる???)右からのグラウンダーのクロスをワンタッチで沈めて3-3、アグリゲートスコア6-6で延長戦へ。
延長戦前半8分過ぎ、右サイド深い位置でテュラムの巧みな切り返しから(70分過ぎにピッチに入っていたイランのタレミが)ワンタッチで落とし、まさかのフラッテージが巧みなシュートを沈めて6-5。
追いつきたいバルセロナは何度も際どいシーンを作ったが、インテルのゴールキーパー、ゾマーの何度ものファインセーブもあって逃げ切り。
壮絶なスペクタルはインテルの勝ち上がりで幕を閉じた。
しかしインテルがこんなに攻撃的な戦いを展開するとはまったくの予想外。いかにもリアクション側のフットボールというイメージを完全に覆された感じ。ゴリゴリと攻めることもできるんだな、と。
…っていうか、リアクション・フットボールに違いはないのかもしれないが、とにかく走る、、、ボールを受けに動く距離も長い、、、(おじさん選手多いのに…)ガス欠でも決めるべき時に仕事する、、、昨日はちょうどJリーグも開催されていたが、日本のクラブはトランジションで前への推進力が出た時でも手数が多いというか、近くへのパス・繋ぎが多い。もっとゴールへ向かって最短距離というか最短・最適なアタックができないというか、しないというか。。。
このホーム&アウェイ2試合、もちろんベンチワークや戦略の部分でも見どころ満載、大いに参考にすべき2試合ではなかったかと。。。