チャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ1stレグ、セルティックVSバイエルン・ミュンヘン。
2025.02.13
セルティックは前田大然の2試合出場停止で、この1stレグはプレーできなかったのが1試合出場停止に軽減されて出場可能に。4-3-3のフォーメーションの左ウイングでスターティングラインナップ。
セルティックはキックオフからわずか30秒、ニコラス・キューンが右からカットインしての左足シュートがゴールイン、、、思わずオッと声が出たが、味方選手のオフサイドがあったということでノーゴール。
ニコラス・キューンはバイエルン・ミュンヘンに所属していたことがあり(U-20ドイツ代表だったこともあるらしい)この試合の意気込みは相当なものだろう。
だが、その後はバイエルンがボールを保持して何度も決定的なシーンをつくり続ける。個人能力や技術の差はいかんともし難く。。。
セルティックはバイエルに対して4-4-2のブロックを形成して応戦(前線プレスはセンターフォワードのアダム・イダに旗手が加わっての2枚)カウンターで反撃する意思とシーンを何度も見せるが、精度の面でもシュートまで至らない。前半のセルティックのシュートは無し(0本)で終わる。
バイエルンはなかなかゴールマウスをこじ開けられなかったが、前半終了間際、後方からのウパメカノの右サイドのオリーセ(オリーズ)へロングフィード、、、セルティックの左サイドバックがすぐさま寄せるが楽々と逆をとって交わし、左足で強烈なシュートでバイエルン先制。
後半開始早々バイエルン追加点で0-2。コーナーキックをファーでハリー・ケインがインサイド・ボレー、、、フリーにしていたセルティックがナンではあるが、ああも鮮やかにダイクレとでネットに突き刺されるとね。
セルティックは65分にセンターフォワードのイダを下げ、前田大然が中央に。すると79分、ゴール前で前田がコーナーキックからの混戦の中、ヘッドで沈めて1点差に。それ以外のシーンでもスピードを生かして、バイエルンの守備の脅威にはなりえたかもしれない。
だがそのまま追いつくことはできず、ホームで戦えた1stレグを落としてしまった。1点差なので希望は持てるが、ミュンヘンでセルティックが勝てる可能性は高くないよなぁ。。。
私なんかはスタートから前田大然をトップ(中央)で使うと思ってたんだけどね。。。
バイエルンは伊藤洋輝が終盤、ラファエル・ゲレイロと交替で左サイドバックで出場。シーズン前のケガから時間がかかったが、ようやくバイエルンでのデビューとなった。試運転といったところですね。(バイエルンからすればセルティック相手に余裕、、、ってところか…)
なお、前田大然は今シーズンのチャンピオンズリーグでこれで4ゴール。4ゴールというのは、チャンピオンズリーグ1シーズンでのゴール数が日本人選手としてもセルティックの選手としても最高ゴール数だそうだ。