チャンピオンズリーグ、クオーターファイナル2ndレグ、アストン・ヴィラVSパリ・サンジェルマン。
2025.04.16
パリ・サンジェルマン(PSG)のホームで行われた1stレグは、アストン・ヴィラが見事なカウンター(単なる裏返しカウンターではなく非常に見事なシステマチックなカウンター)で先制したが、PSGが難なく(?)ひっくり返して3-1としての2ndレグ。
当然ヴィラは攻撃的に仕掛けて前プレスで臨んだが、10分過ぎ、PSGは左サイドのスペースを付いてバルコラが縦に抉ってからクロス、、、ヴィラのゴールキーパーと戻って来たディフェンダーが交錯するような形でゴール正面にこぼれたボールをなんと、右サイドバックのハキミが入って来ていてフィニッシュ。なんでそこにハキミが居るのか、、、PSG先制。ヴィラは3点取らなくては敗退となる苦しい状況に。
だが、続いて27分過ぎ、ヴィラが押し込んでいる状況下で右サイドのハキミがスルスルと縦そして中へ、、、右からデンベレの中央への折り返しに、なんと左サイドバックのヌーノ・メンデスが真ん中で待ち構えていてフィニッシュ。
なんでそこにヌーノ・メンデスが居るのか、、、巻き戻して見てみたが、いつからヌーノ・メンデスがそこに入って行っていたのか確認できず。左右のサイドバックの2ゴールでPSGはアグリゲートスコア5-1とする。
ヴィラは、ああいう風にサイドバックを前へ行かせちゃイカンよなぁ。
しかしPSGの両サイドバック、共にフィニッシュ能力が非常に高い。まるでフォワードのようなシュートスキル。
だがヴィラも諦めず、33分過ぎに3人が流動的に絡みスイッチを重ねる見事な動きで、左でフリーになったティーレマンスがフィニッシュして1点返す。
この試合は前半1-2、アグリゲートスコア2-5で後半へ。
後半に入るとヴィラはそれほど前へ前へという圧はかけず、後ろで構えてカウンターを狙う形に。いや、どう見てもこっちの方がアストン・ヴィラは得意そう。
するとマッギンがほど中央をドリブリングで持ち運んでペナルティエリア外から自らファインシュートを叩き込んで、この試合2-2、アグリゲートスコア3-5とする。
さらに、ペナルティエリア内右ポケットを取って折り返しをセンターバックのコンサがフィニッシュしてこの試合3-2と逆転、アグリゲートスコア4-5に。
さすがに後半2失点のシーンでは軽い守備のように見て取れたPSGもさすがに締めてかかるようになり、それでもヴィラは3つ4つほど惜しいシュートがあったが、PSGのゴールキーパー、ドンナルンマのファインセーブやディフェンダーのブロックがあってゴール許さず。
ヴィラはもう1点捻じ込めば延長戦に持ち込めるところだったが、タイムアップ。ホームスタジアム、ヴィラ・パークに駆け付けたサポーターは大いに熱狂したことだろう。
視聴したこちらも、イイもの見せていただいて御馳走様でした、、、と言いたくなる一戦だった(笑)
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン