U-17アジアカップ、アディショナルタイムのPK被弾でドロー。
2025.04.08
グループステージ第2節、ベトナム戦。U-17ワールドカップ本大会が48ヶ国出場と拡大されたので、グループステージを突破すれば出場権獲得。第1節でオーストラリアとベトナムがドローに終わったので、このベトナム戦に勝てば出場権獲得となる。
ベトナムは基本4バックだが、6バックのラインを形成して6-3-1の形で応戦。それだけでなく、結構イイ形でのアグレッシブな攻撃意識を見せる。この感じだと段々強くなって行くかもしれない。選手の技術もかなり高くなっているし。
日本は12分、左コーナーキックから中央でマークを外す動きからドンピシャヘッド(スタンディングヘッド)を突き刺して先制に成功。
前半1-0で終了。後半も日本が優位に試合を進めるが、ベトナムも変わらず守りを固めながら、結構攻撃意識を見せ続ける。
とはいえ、惜しいシーンは多発する日本、、、だが追加点が奪えない。後半もアディショナルタイムに。アディショナルタイムは5分の表示。
アディショナルタイムも残りわずか、アディショナルタイム5分が近くなったところでベトナムのゴールキーパーのパウントキック、、、日本のディフェンスラインも数は揃っていたが後ろ向き(自軍ゴール方向へ向かって走りながら)の対応、、、日本の右サイドバックがヘッドで当てたがしっかりヘッドできず中央に入れる感じになってしまう、、、これが格好のスルーパスになって抜け出され、ゴールキーパーと1対1になって飛び出して倒してしまいPK。
このPKをしっかり沈められて1-1。そのままタイムアップ。
日本は残り何十秒を守り切れずドロー。この試合でのU-17ワールドカップ出場権獲得とはならなかった。
これだけガチガチにスペースを消され守り倒されると、誰でもゴールを奪うのは至難の業。だが、もうちょっと何か見せて欲しかった気がするのは正直なところ。選手たちの技術もテクニックもあるのはよくわかるが、ちょっと最後の精度やスキルとか戦術性とか(なんとしてもゴールマウスをこじ開けるパワーも??)見えなかった印象。
それと日本のディフェンスラインめがけてのラフな放り込みへの対応・対処。
日本のフットボールの課題だな。。。
この後に行われたUAEとオーストラリアの一戦は、なんとUAEが2-0で勝利。この結果、日本が勝点4ポイントで首位、2位が3ポイントのUAEで、3位が2ポイントのベトナム、最下位が1ポイントのオーストラリア、という状況になっている。
第3節(グループステージ最終戦)は日本はオーストラリアとの対戦。オーストラリアにドロー以上で出場権獲得となるが、勝つしかないオーストラリアとガチ勝負になる。同時キックオフで行われるUAEとベトナムも出場権とは関係なく興味深い対戦となるが、日本がオーストラリアに敗れたりすると出場権争いはややこしい状況になる可能性がある。
オーストラリア戦は今週木曜日(10日)24:00(金曜日深夜0:00)キックオフ。