パルマ、首位インテルから勝点1獲得…大きな1ポイントになるか??
2025.04.06
首位を走るインテルをホームに迎えての今節。降格圏がすぐ足元に迫っているパルマとしては、首位相手とはいえ1ポイントでも獲得したいところ。
パルマはカッチリ5バックを敷いて5-3-2のフォーメーション。キックオフからインテルがボールを保持して、ほとんどハーフコートでの展開。
だがパルマは8分あたり、ミドルサードで前を向いてボールを持つと左ワイドのスペースへ絶妙なグラウンダーのフィード、、、これをスプリントして受けてクロス、、、中央でゴールまでわずか数メートルでボニーがフリーでフィニッシュしたが、インテルのゴールキーパー、ゾマーにストップされて先制ならず。
こういうビッグチャンスがあるとどちらかに試合が動くもの、、、インテルは14分、左からのグラウンダーのクロスがファーへ抜けたところ、ゴール右からフリーでシュート、、、ゴールポスト内側に当たってゴールインして先制。
インテルの選手たちは、相手ディフェンス網の位置や動きをよく見てギャップを突くのがそれぞれに個人戦術的に非常に上手い印象。
パルマも左サイドでボニーが個人能力でドリブル突破してのクロス、、、ゴール正面でワンタッチでスライディングシュートしたが、またもやゾマーがファインセーブ。
前半アディショナルタイム、インテルはパルマの不揃いなディフェンスラインの裏を突いて広大なスペースを持ち運んでビッグチャンス、、、クロスを中央でフィニッシュ、、、(おそらく当て損ない…)これがループシュートのようになってゴールに吸い込まれ追加点を奪う。
インテルの2点リードで迎えた後半、インテルは当然ややペースを落としてのプレー。
すると60分、パルマはインテルのゴール前で2人がディフェンダーを背負って頑張ってポスト、、、その落としをやや長い距離ながらベルナベが左へ1つ動かしてワンステップでゴール右隅にファインショットを沈めて1-2。
さらに68分、再びディフェンダーを背負ってのポストプレーから今度はオンドレイカが左サイドのスペースを持ち運び、ペナルティエリアに入った所でディフェンダーに囲まれてはいたがフェイントから思い切ってシュート、、、ディフレクトしてゴールに吸い込まれパルマ同点。
ベルナベもオンドレイカも共にセリエA初ゴールだそうだ。
その後インテルは再びギアを上げてきたがゴールは許さず。パルマは後半アディショナルタイム、左からのグラウンダーのクロスに中央でディフェンダーと競り合いながらのスライディングで当てたが、惜しくもゴール左にそれてしまい逆転ならず。
2-2でタイムアップ。パルマは勝点1ポイントを積んだ。
鈴木彩艶は2失点は止めようのないもので、2メートルの至近距離でフリーで合わせられたシュートをストップするファインプレーもあった。
今日行われる試合でレッチェが勝つとパルマと順位が入れ替わるが一喜一憂しても仕方なく、残留に向かってとにかく勝点を粛々と積んでいくだけですな。
このインテル戦でゴールに迫る・ゴールを奪うプロセスが幾つか見て取れたのは好感触、大きな手応えを感じられたんじゃないだろうか。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン