大激闘コパ・デル・レイ、セミファイナル2ndレグ…レアル・マドリードVSレアル・ソシエダ。
2025.04.02
セミファイナルはホーム&アウェイで行われるカップ戦、コパ・デル・レイ。1stレグはレアル・ソシエダのホームで行われ、アウェイのレアル・マドリードが1-0で先勝。リーグ(リーガ・エスパニョーラ)の方では今シーズン上位浮上できないでいるソシエダとしては、ヨーロッパのコンペティション出場権が得られるコパ・デル・レイは(優勝クラブにはヨーロッパリーグ出場権)は真剣に欲しいところだろう。
久保建英も当然スターティングラインアップで、マドリーもエムバペはベンチでのスタートだが(エンドリッキがスターター)ほぼベストメンバー。
とにかく勝つしかないソシエダは非常に集中力の高いパフォーマンスを見せ、右から逆サイドへのフィード、、、中央でフリックの形になしたボールをファーからバレネチェアが叩き込んでソシエダ先制、アグリゲートスコアを1-1とする。
だがマドリーは前半のうちに、ヴィニシウスの左タッチライン際からの右アウトでの長いスルーパスに抜け出したエンドリッキがループシュートを沈めて同点。アグリゲートスコア2-1。
後半に入っても激しい攻防、互いに際どいシーンの打ち合いが続くが70分過ぎ、久保建英がカマビンガを抜いてクロス、、、こぼれたボールを拾ったパブロ・マリンがゴールラインまで抉って速いクロスを入れるとアラバのオウンゴール誘発。アグリゲートスコア2-2とする。
さらに続けて久保が右スペースからペナルティエリア内に持ち込み、寄せて来るラウール・アセンシオとモドリッチに切り返してマイナスのクロス、、、オヤルサバルがワンタッチで合わせるとディフェンダーに当たってボールマウスに。アグリゲートスコア3-2と逆転。
オヤルサバルのゴールとされたので久保にアシストが付いた。
だが残り時間少ない状況でマドリー、、、左サイドをヴィニシウスが抜け出してゴールライン際からクロス、、、ベリンガムが中央でボレーでフィニッシュして、アグリゲートスコア3-3。
さらに85分、コーナーキックからチュアメニが打点の高いヘッドを叩き込んでアグリゲートスコア4-3、再びマドリーがリード。
もう残り時間はアディショナルタイムのみ、、、久保のドリブリングがカマビンガのファウル誘発。このフリーキックをオヤルサバルがヘッドで叩き込んで、アグリゲートスコア4-4。
それでもマドリーは追加点を奪いに行く(90分で決めに行く)驚異のアグレッシブさ、、、(既に最終盤の双方のゴールの奪い合い自体が驚異なんだが…)とりあえずここは延長戦で…とならない点は日本のチームには到底持ち合わせていないなぁ。
ソシエダもとにかくマドリーにゴールは許さず延長戦へ。
久保は足が攣ってしまい延長後半頭に交替。。。
延長後半10分(トータル115分)コーナーキックからリュディガーがヘッドで叩き込んで、ようやく決着。
凄まじい攻防戦、大激闘となったがソシエダはあと一歩のところで力尽きた感じ。ま、選手層の差もあるしなぁ。
この試合、録画放送でも(多少カットしてでも)すりゃイイのにな。。。多くの日本人が見た方がイイと思うぞ。
こういう戦いの経験値を日本人選手がどれほど持ち合わせているか。選手だけじゃない、ベンチのコーチングスタッフも。
ワールドカップで優勝云々を目標とするのはイイんだが、あまりに場数が足りなさ過ぎる。7試合も8試合も戦う中で、必ず延長戦やPK戦があるし、あるいはリードされての最終盤、終盤に追いつかれる、という状況なり展開もありうる。
そこで何ができる・できるようになっているというのか。むしろ選手よりコーチングスタッフの方に未熟感を拭えないんだよな。。。
本日届いた訃報…
レアンドロ・ドミンゲス氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Jリーグで見せてくれた素晴らしいゴールの数々、ミラクルのようなスーパーゴールが瞼に浮かんできます。Jリーグ公式でスーパープレー集を編集してアップするよね…