シント・トロイデン、「プレーオフ3」初戦は勝利でスタート。
2025.04.01
レギュラーシーンズンの日程を終え、3つのカテゴリーのプレーオフシーズンに突入したベルギーリーグ。シント・トロイデンはレギュラーシーズン下位4クラブによる「プレーオフ3」(残留プレーオフ)を戦う。
4クラブ総当たりホーム&アウェイの6戦を戦い、レギュラーシーズンの勝点に加点するレギュレーション。
シント・トロイデンは4クラブの中で2番めの勝点で迎えた「プレーオフ3」初戦は、4クラブの中でのベールスホットのアウェイで対戦。
シント・トロイデンのフォーメーションは3-4-3か。ゴールキーパーはいつもどおり小久保玲央ブライアン、中盤センター2枚が伊藤涼太郎と藤田譲瑠チマ、左ワイドに小川諒也がスターティングラインアップ。
キックオフから5分、一発レッドでベールスホットは10人に。俄然優位に立ったシント・トロイデンだが、ゴールが遠い。
伊藤涼太郎は自身としてはもう0.5列前(高い位置)でプレーしたいんだろうがミドルシュートを狙ったりゴールへの強い意識を見せる。やや低い位置からも長めのスルーパスを繰り出してチャンスメイクも。
藤田譲瑠チマについては、守備面で気の利いたプレーを見せてはくれるが、伊藤涼太郎がやっているようなプレーをもっと出して欲しいんだが、、、ま、この試合についてはそこはやや抑え気味にといった感じなんだろうか。だけど、違う環境でプレーしないとあまり(より)成長は見込めないような。。。
スコアレスで迎えた後半、ミドルサードで相手ボールホルダーへ複数人でプレスに行き、藤田譲瑠チマがボールを突いてロストさせ、こぼれたボールを伊藤涼太郎が縦にスルーパス、、、からの落としを走り込んできたラプッサンがゴールやや左に運びながら身体を捻ってファーに沈めるファインショットでようやく先制に成功。
終盤にはディフェンスラインがやや棒立ちだったところ、バイタルエリアからヒヤッとするシュートを打たれたが1-0で逃げ切り。「プレーオフ3」初戦をモノにし、もう1試合のコルトレイクVSセルクル・ブリュージュが2-2のドローで終わったため、とりあえずプレーオフ3の首位に立った。(セルクル・ブリュージュと勝点1ポイント差)ま、相手が試合開始早々に1人減ってのこの内容では、残りの試合も相当苦労しそうだが。。。
プレーオフ3の首位で終えれば一部残留決定。プレーオフ3の2位は残留・昇格プレーオフ、プレーオフ3の3位と4位は2部降格となる。
プレーオフ3は藤井と角田 涼太朗がプレーするコルトレイクも居り、シント・トロイデンとコルトレイクの両クラブとも(どちらか一方が残留・昇格プレーオフを戦った上での残留となるわけだが)一部残留して欲しいところだ。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン