チャンピオンズリーグ Round of 16…リヴァプールVSパリ・サンジェルマン、2ndレグ。
2025.03.12
舞台をオールトトラフォードに移しての2ndレグ。リヴァプールはキックオフから前へ出る。パリ・サンジェルマン(PSG)はボールホルダーに対してワチャワチャ囲み守備で応戦。リヴァプールは後ろから追い越してゴールへ迫ろうとする。4分、マカリスターがゴールライン際まで抉ってクロス、、、サラーがファーでシュート、、、決まったかとおもったがヌーノ・メンデスが辛くも身体に当ててゴールマウスを外れる。。。5分過ぎ、右サイドから独力で持ち込んで行ってゴール正面からシュートもマウスを外れる。。。
ところが16分、最終ラインからミドルサード中央にズバリと長いクサビがデンレベに入り、右へ展開、、、折り返しにデンベレが飛び込んで来たが、その手前でゴールキーパーのアリソンがセーブに入り、コナテが戻って来て足に当てたが、それが逆にアダになってルーズボールになってしまったところ、デンベレがアリソンを飛び越してプッシュ、、、PSGがゴール。アグリゲートスコアは1-1に。
リヴァプール側の危険な点(懸念される点)としては、中盤でズバッと通されることだろうと思っていたんだが、そのとおりに。16分あたりでもミドルサード中央寄りでアレクサンダー・アーノルドがドリブリングしているところをロスト、、、そこからまたゴールキーパーと1対1になるピンチを招いたが、これも同じ形。
アウェイでPSGが1点リードで迎えた後半、50分過ぎにはリヴァプールの波状攻撃でゴールネットを揺らしたがオフサイド。PSGは何重ものシュートブロックにゴールキーパーのドンナルンマのファインセーブと、リヴァイヴァルにゴールを許さない。
このまま90分終了、延長戦も双方ゴール生まれず。PK戦に。
PK戦ではリヴァプールが2人めから3人続けて失敗、PSGは4人続けて成功、、、PK戦によってパリ・サンジェルマンの勝ち上がりで目の離せない120分を超える激闘の幕が下ろされた。
遠藤航は110分あたりでコナテが動けなくなったので交替でピッチへ、ファン・ダイクとセンターバックを構成。そんな大詰めの時間帯でピッチに入れられるなんてビビリもしそうだが、遠藤は至って平常心(?)でいつもどおりの堅実なプレー。
あと、私的には70分過ぎ、パリ・サンジェルマンの後方からのロングフィードをセンターサークルの中に居たファン・ダイクが何気な感じで足を引き加減でトラップ、、、と同時に斜め前方の味方へパス、、、全然遠くを見てるような顔の向きでノールックで、、、ここのシーン、何回もリプレイしてしまった(笑)
リヴァプールのスロット監督は、来シーズンに向けて中盤の守備力のある選手(デュエルやインテンシティだけでないミドルサードにスペースやパスコースを与えることの無い選手)の獲得をフロントに要求するんではないか、という感をなお一層強くした。そんな守備力に加えて、展開力や攻撃面のゲームメイク能力も備え、持ち運びもでき、走力もあり、前線へ飛び出せて、ミドルシュートも装備した選手、、、って、スーパーマンかよ(笑笑)
それと、得点力のあるゴールゲッターだろうな、フロントに要求するのは。
…そんなことも頭をよぎりながら視聴させていただいた。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン