チャンピオンズリーグ Round of 16…パリ・サンジェルマンVSリヴァプール、前日会見に登場の遠藤航、スコアレスの状況からピッチへ。
2025.03.06
Round of 16 一番のビッグマッチ、パリ・サンジェルマンVSリヴァプールの1stレグ。なんと前日会見にスロット監督とともに(選手代表で)遠藤航が出席。これは驚き。
スターティングラインアップに遠藤の名前は無かったが、87分のゴールでリヴァプールがアウェイで勝利を掴んだこの試合、遠藤はリードしてからの逃げ切り要員ではなく、スコアレスの状況からピッチへ。これにも驚いた。
キックオフから両チームともプレス回避の凄み、最前線に置かれている選手だけでなくポストプレーの巧みさ、トランジションのスピードと凄みなどなど、昨夜のACLと比較してその違いを痛感。。。
最近好調のパリ・サンジェルマンが5分過ぎたあたりからリヴァプールを押し込む時間が続き、20分あたりで(冬の移籍ウインドウで加入した)クヴァラツへリアのスーパーな巻くシュートがゴールネットを揺らしたが、その前にオフサイドがあったとのVAR判定でノーゴール。(昨夜のACLではオフサイドでゴール取り消しになったシーンがあったが、オフサイド判定なのでファクトチェックだけのはずが、レフェリーがオンフィールド・レビューでオフサイドの判断を下しておりましたね…)
そして、リヴァプールのアリソンの超絶ファインセーブと気の利いたクレヴァーな細かいプレーにも感嘆。味方のバックパスを詰められてアウトで蹴り出したのも新鮮。
スコアレスで進んだ79分、フラーフェンベルフに替わって遠藤航がピッチへ。
入ってすぐ。パリ・サンジェルマンのドゥエにペナルティエリア外からファーに巻くシュートを打たれ、遠藤がコースを消しに行っていたもののゴールマウスに吸い込まれそうだったこのシュートもアリソンがセーブ。ゴールマウスに向かうシュートを打たれてしまったものの、それでも遠藤が寄せてコースを切っていたことが奏功だったと思う。
遠藤はその後も鋭いタックルや潰しを随所に見せ、相手陣内ゴールライン近くまでボールホルダーにプレスに行ったシーン、ゴールキーパーのアリソンへのヘッドへのやや長い距離のバックパスのシーンでも遠藤を現地カメラが抜く。。。
スロット監督は86分にサラーに替えてエリオットを投入。右サイド大外に張らせていたところから、ヌニェスが粘って右へはたいたボールに一気にスプリントして来てワンタッチでゴールを捻じ込んみ(これが多分リヴァプールのこの試合初シュートか??)値千金のゴール。
そのままタイムアップ、リヴァプールがアウェイで1-0と先勝して2ndレグへ向かうこととなった。
(ちなみにパリ・サンジェルマンのポゼッション率は70%、シュート数27本、枠内シュートは10本だったそうだ…)
この試合で新鮮だったのがもう1つ。リヴァプールは基本フォーメーションが4-2-3-1と言ってよいと思うが、パリ・サンジェルマンのボール保持に対して守備網を敷いて構えた状態は全然が3枚になっていたこと。見慣れているシーンとしては前線2枚なんだが、まぁサラーが居るからそうなるのかもしれないが、新鮮であった(笑)
にしても遠藤航、もうすっかり海外でカルトヒーローと呼ばれるようになって(認定されて)おります(笑)そして実況でも「フィニッシャー」と呼ばれておったようだ(笑)メディアには「(いつもどおり)カメオ出演」という形容も。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン