AZの毎熊、途中出場で見事な偽サイドバックの動きからのアシスト。
2025.02.02
NECナイメヘンの塩貝がPSV戦で1-3でビハインドの状況で終盤交替出場し、アディショナルタイムにディフェンスからゴールキーパーへのバックパスをかっさらって、ゴールキーパーを交わしてリーグ初ゴール。(カップ戦では昨年10月に初ゴールを決めている…)
チームはさらにコーナーキックからリンセン(元・浦和レッズ)が同点ゴールを決めて3-3のドローに持ち込んだ。
ゴールシーンだけハイライト映像で見ただけだが、アンデルレヒトの後藤といい、塩貝といい、10台のアタッカーが良いニュースを届けてくれている。
ま、継続できるかが一番重要でタイヘンなんだが。
さて、標題の件はヨーロッパリーグのリーグフェーズ最終節、フェレンツヴァーロシュとAZの一戦。
ホームのフェレンツヴァーロシュは勝たないと敗退が決まる状況。AZはプレーオフ進出は間違いないが、この一戦に勝てばもしや(得失点差で)ノックアウトフェーズへストレートインの可能性もある状況。
ところが序盤にホームのフェレンツヴァーロシュが先制ゴールを奪うと前半で3-0。後半頭からAZは2枚替え、スターティングラインナップから外れていた毎熊も右サイドバックに投入される。
それでもなかなかゴールが奪えないAZはさらに2枚替えを行い、ようやく75分過ぎに1ゴール返して1-3。
だがフェレンツヴァーロシュにPKを決められて再び3点差。
毎熊が右ワイドで空いていても、あまり毎熊を使う発想が浮かばない模様。。。
そんな状況に業を煮やしたか(?)アディショナルタイムに入るところ、毎熊がバイタルエリア中央へスルスルと入り込み、味方の差し込んだボールを裏に通すアシストで2ゴールめが生まれる。
AZはさらにもう1ゴール奪って3-4と1点差、、、だがここでタイムアップ。結局4-3でフェレンツヴァーロシュが勝利。両クラブともプレーオフ行きが確定した。
アシストのシーンの毎熊の偽サイドバックまお見事。ただ、スタートからプレーしないと周囲が毎熊を生かすプレーがなかなか出ないのだろうか、、、といった印象が残りましたな。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン