チャンピオンズリーグ、フェイエノールトVSバイエルン・ミュンヘン…上田絢世ゴール。
2025.01.23
フェイエノールトのホームで行われたフェイエノールトVSバイエルン・ミュンヘン。フェイエノールトはヒメネスが復帰してきてスターティングラインアップ。
上田絢世はヒメネス離脱でスターティングラインアップで起用されるようになってゴールも重ねつつあったところでケガ、、、ようやく年明けから戦列復帰。
この試合、スタートからバイエルンが圧倒的にボールを保持。だがフェイエノールトはしっかりブロックを形成し、しっかりプレスにも行き身体を張ってディフェンス。
すると20分過ぎ、ゴールキーパーからのビルドアップ、最後尾左からロングフィード、、、これにバイエルンのディフェンスが被ったところ、ヒメネスが抜群のボールタッチで見事なトラップからゴールキーパーの肩口を射抜いてフェイエノールト先制。。。
あの浮かして肩口を射抜くシュートがなかなか日本人アタッカーはできないんだよな。。。
フェイエノールトはこの試合、ロングフィードからのカウンターを意図的に狙ってましたね。このゴールシーン以外にも何度も似たシーンがあり、その都度、後方からどんどんスプリントして来てアタッキングサードにフェイエの選手が普通に6人くらい居る状況を作る。
ま、後ろを厚くしててもこういう仕掛けができる点、、、また、バイエルンにしても手を変え品を変えハイパフォーマンスの守備ブロックを崩そうとする点、、、大いに参考になるんじゃないかね。
さて、前半アディショナルタイム、、、再びフェイエノールトはカウンターからPK奪取。これをヒメネスがコースは読まれていたものの、ゴール左上に突き刺して追加点。
前半は2-0で終えたが、バイエルンのシュートは既に14本だったか。(フェイエノールトは4本、枠内が2本、その2本で2点…)
後半、前半にも増してバイエルンの圧倒的ペースで時間が経過。だが、度重なるファインセーブ、ファインディフェンスでどうしてもゴールを割れない。
80分過ぎ、上田絢世がピッチへ。
フェイエノールトは4-3-3の形から4-4-2にしてヒメネスと上田の2トップ。
すると90分間近、、、カウンターから最前線の上田へボールが渡り、コンタクトして来るウパメカノの圧力・パワーに負けることなくブロックして持ち出し、巧みに左足シュートを逆サイドへ送り込んでゴール。。。
上田にとってはチャンピオンズリーグ2ゴールめ、ベンフィカ戦に続いて強豪相手のゴールとなった。
上田のゴール、ちょっとウルっと来させていただいたよ(笑)
ホームとはいえ、フェイエノールトがバイエルンを3-0で撃破。フェイエノールトは「リーグフェーズ」突破が決まったというか、リーグフェーズでの敗退は無くなったのかな。
だが「ノックアウトフェーズ」へストレートインできるかどうかは、次のリーグフェーズ最終節(フェイエノールトはアウェイでリールと対戦)の結果如何による。プレーオフ(プレーオフはホーム&アウェイ)を戦わなくてはならなくなるかもしれない。
が、ともあれここまで7戦を4勝1引き分け2敗で乗り切り、一定の戦果をあげて来たと言ってよいだろう。
今シーズンから新フォーマットによるチャンピオンズリーグ、、、日本人選手所属クラブで見ると、現時点でノックアウトフェーズ確定(ストレートイン)はリヴァプール。
プレーオフ以上確定が、アーセナル、モナコ、セルティック、そしてフェイエノールト。(この中々幾つストレートインになるか…)
次節(リーグフェーズ最終節)で勝たないとプレーオフに進めないのが、スポルティングとシュツットガルト、、、といった感じか。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン