遠藤航、前半途中からファン・ダイクと並んでセンターバックでプレー。
2025.01.09
カップ戦(カラバオカップ)のセミファイナル、セミファイナルはホーム&アウェイの戦い。リヴァプールはトットナムのホームでの1stレグ。
前回のクオーターファイナルでセンターバックでスターティングラインアップ、フル出場して高い評価を受けた遠藤航。だが、この試合はレギュラーメンバー中心のスターティングラインアップで、遠藤はベンチ。
ま、セミファイナルやファイナルとなれば、そういうもの。南野の時もそうだったでしょ。
だが、センターバック右のクアンサーが30分前に痛んでしまい、中継カメラはすかさずアップするコナテをとらえたが(そこからも現地のリアルな通年が透けて見えるというもの…)呼ばれたのは遠藤航。前半30分あたりからの(その前にトットナムの選手が痛んで長いインジュリータイムがあったので、結局前半のアディショナルタイムは11分)遠藤のピッチインとなった。
遠藤のパフォーマンスは至極安定。現地の評価も上々。
スコアレスで進んだ75分、トットナムの後方からのロングフィードに抜け出され、ゴールネットを揺らされたがVARによりオフサイドとされノーゴール。
今シーン、遠藤がスッとラインを上げておりますがな。素晴らしいじゃないか。
だが、この直後にスロット監督はコナテを投入、コナテとファン・ダイクのセンターバックとなり、遠藤は中盤へ。
オフサイドを取ったシーン、その前にも、遠藤がぶち抜かれたわけではないが(ちゃんと付いて行ってたが)縦に速い仕掛けからシュートされたシーンがあったので、もしかすると背後のスペースのケア、スピードを警戒したのかもしれない。
中盤に上がった遠藤、当初はアンカーの位置にいたんだが、やがてアンカーの位置にはフラーフェンベルフ、遠藤はもう1列(0.5列)高い位置でプレー。
だが85分過ぎ、痛んで1人少なくなっている状況のリヴァプールに対して、トットナムは再びロングフィードを繰り出し、コナテが寄せていったんだが折り返されてフィニッシュされ、トットナム先制。
このままタイムアップとなり、1stレグはトットナムの先勝で終わった。
コナテはマクアリスタとの交替で投入しており、別に遠藤とファン・ダイクのままで良かったんじゃないのかね。
ま、2ndレグもあることだし、0-1は悪い結果ではないけども。
遠藤のプレーについては、ボールを持った時に無難なプレーしかしない、、、的な現地サポーターの声もあるようだが、ま、確かにそこがスロット監督に使われない(優先的チョイスでない)ことに繋がるだろうな。横パスやバックパスが多い(少なくない)ので、(チーム全体として)相手が高い位置をとりやすい前へ出て来やすい(プレスを受けやすい、)的な感覚、フィロソフィーだろうか。
そこになるとフィロソフィーの違いになってしまうように思うがな。
セミファイナル2ndレグ(今度はリヴァプールのホーム)は来月6日、1ヶ月後となる。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン