スポルティング、久々の勝利…ベンフィカ撃破。
2024.12.30
今シーズン、開幕から全勝(11戦)だったスポルティング、マモリム監督をシーズン途中にマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれてから大失速。全く勝てなくなってしまったスポルティング。年内最後の試合ではベンフィカとの大一番が控えており、そんなのに前節もアウェイでスコアレスドロー。遂にアモリムの後任監督を早々に替える事態(結果的に今シーズン2度めの監督交替)となった。新監督はギマランエスの監督だったルイ・ボルジェス氏。今度はスポルティングがシーズン途中で監督引き抜き、、、ってことっすな。ちょっと我々にはあんまり理解しづらいところである。
そして昨日(日本時間本日早朝)ホームにベンフィカを迎えての一戦。
守田は(そういう噂もあったが)このベンフィカ戦に間に合わせて戻って来て、スターティングラインアップに。
前節で既にベンフィカに勝点で上回わられ、ポルトにも並ばれている状況。このベンフィカ戦を落とせばズルズル生きそうな状況での重要な一戦。この試合、スポルティングは4バック。4-2-3-1のフォーメーションに見える。試合展開はやはりベンフィカの方が優位に進めるが、監督が替わってスポルティングの以前のようなピッチ上の選手間の散らばりが見られ、サイドからの速い攻撃も出る。そして30分が近くなったところで、ベンフィカ陣内で左サイドのスローインを得て、ベンフィカがあれ?って感じでエアポケット状態の中、ギェケレシュが寄って来て素早くスローイン、、、ギェケレシュはマーカーを振り切ってゴールライン際まで持ち込み右アウトで速い折り返し、、、中央でスルー、、、ファーに走り込んできてワンタッチで沈めるファインゴールで先制する。その後は特に後半はベンフィカが攻め立てるが、スポルティングはピッチ上の選手たちが決死の形相でファイトし集中を切らすことなくゴール死守。1-0のまま逃げ切って(まさかの)ベンフィカ撃破となった。ま、普通には現時点ではベンフィカの方が上のように思えるが、とにかく久々の勝利を上げたことが重要なのだ(笑)守田は前線への上がり控え目で(もちろんコンディションの問題もあったろう…)守備面で目を光らせるパフォーマンス。70分までプレー。おそらく予定の交替だろう。
今節の結果でスポルティングはベンフィカを勝点2ポイント上回り、ポルトとは同勝点となったが得失点差で上回り首位奪還。
年明けから厳しい戦いが続くことが予想されるけどね。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン