パルマ、残留争い直接対決にラストプレーで辛くも勝利…
2024.12.29
パルマの今節はホームに現在最下位のモンツァを迎えての一戦。残留争い天王山(裏天王山)というにはシーズン早過ぎだが、勝点差は5ポイントしかなく、ここは両クラブとも勝たなくてはならない大一番。
だがキックオフからアウェイのモンツァがスピードに乗った攻撃を展開。わずか2分で波状攻撃で際どくゴールを死守する場面が続き、その流れから難しいシュートを強烈に叩き込まれたが、シュートの前に折り返した時点でゴールラインを割っていたとのことでゴールキックでプレー再開。
完全にやられたシーンで、パルマは大助かり。
だが、続けて8分、今度もセンターバックの間をスルーパスで易々とスルーパスを通されてゴールネットを揺らされたが、今度はオフサイドの判定でまたノーゴール。
その後、カウンターから抜け出されて鈴木彩艶との1対1となったが、ゴール左隅を狙ったシュートを鈴木彩艶がファインセーブでコーナーに逃げ失点許さず。
前半はモンツァの速い攻撃が目を引き、パルマのチャンスシーンは1つくらいあったかどうかといったところでスコアレスで後半へ。
後半、ペナルティエリアすれすれの位置でなんとも不用意なファウルを犯し、パルマにPKが与えられる、、、しかもイエロー2枚で退場、パルマ先制、モンツァは1人少ない状況となる。
その後、セットプレーからゴール前で3人が競りに行きながらその上からヘッドで叩かれて失点、、、と思いきや、今度もオフサイドの判定で三度、モンツァのゴールならず。
74分、パルマはドリブリングでペナルティエリア内へ持ち込んだところ、手をかけられて倒され再びパルマにPKが与えられるがVAR加入(これは間違いなくPKだろうと思われたが)オンフィールドレビューでPK判定取り消し。スコアは1-0のまま動かず。
モンツァは残り10分を切ったところ、右サイドからの速いクロスに中央で合わなかったが逆サイドでフリーで合わせ、遂に1-1の同点に。ここは鈴木彩艶は止めるのは難しいだろう。
そのまま7分のアディショナルタイムへ、、、おそらくラス地プレーとなるパルマのコーナーキック、、、ニアですらしたヘッドがゴールマウスに吸い込まれ、パルマに勝ち越しゴール。記録ではアディショナルタイム8分。
なんとも劇的な結末でパルマが辛くも勝利。ホッと一息ついて年越しになったことだろう。
だが内容的に勝点3ポイント獲得できたのが奇跡的な感じでもあり、年始から残留へ向けて厳しい戦いが続きますな。。。
鈴木彩艶は幾つものセーブでチームに貢献。でも残留果たさないと…チームを残留させないとな…それが鈴木彩艶の価値と評価を数段アップさせてくれることになる。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン