レンジャーズとのダービーマッチとなったカップ戦、前田大然の活躍もあってセルティック優勝。
2024.12.17
スコティッシュ・リーグカップのファイナル(@グラスゴー ・ハムデンパーク)はセルティックとレンジャーズのオールドファームダービー。試合は3-3から延長戦さらにはPK戦へともつれ込み、PK戦は4人めが旗手、最後のキッカーは前田大然が務め、2人とも見事に決めてセルティック優勝となった。
セルティックが攻勢で推移していたと思われる展開だったが、セルティックの最終ラインのパス回しをカットしてレンジャーズが先制。
後半に入り、セルティックがコーナーキックからレンジャーズの選手の当たってディフレクトしたシュートが決まって同点に。
その直後、ミドルゾーンでレンジャーズのヘッドでのバウンドするバックパスを前田大然がかっさらい、浮かして突破したボールは高く上がって美しくはなかったかもしれないが、落下してきたボールをワンタッチで上手くコントロール、そのまま見事に鋭くネットに突き刺してセルティック逆転。残り時間15分。
だがレンジャーズはシュートコーナーからの短いクロス、、、ペナルティエリア内でマークを背負いながら巧みな反転シュートを沈めて、再び2-2の同点に。
だが残り時間わずかなところでセルティックは縦に速い攻撃、、、3人が中央を駆け上がっている状況下(右サイドを含めれば4人…)右からのグラウンダーのマイナスのクロスに中央でワンタッチで合せて3-2。
これで決着かと、、、だがレンジャーズ、右サイド(セルティックの左サイド)から切り返してのクロス、、、ファーでヘッドで沈めて再々度の同点3-3。クロスの所は前田大然が行っていたんだが、ちょっと軽い応対になってしまったかな。(試合後に御本人も反省コメント…)それでもクロスにファーでヘッド一発で沈めるんだからな。。。
3-3で延長戦に入ったが、延長戦では互いにゴールは生まれずPK戦に。
双方3人成功した後の4人め、セルティックのゴールキーパー、シュマイケルが見事にストップ。
その後のセルティックの4人めのキッカーは旗手。こういうケース、得てして失敗するところだが見事に豪快にサイドネットに叩き込む。
そして5人めに前田大然。失敗するとサドンデスとなるところ、速いグラウンダーで沈めてセルティック優勝となった。
ゴールキーパーのシュマイケル(カスパー・シュマイケル)は今シーズンからセルティック所属。この試合、3失点は喫したが何度もファインセーブでチームを救っていた。岡崎が移籍初シーズンでイングランド・プレミアリーグで優勝(ミラクル・レスター)した時のゴールキーパー。
ミラクル・レスターはもう10年前、2015-16シーズンのことだなぁ。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン