ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選)アウェイで思うような戦いができなくても3ゴール。
2024.11.20
昨夜はアウェイでの中国戦。試合前、タッチラインを両サイドども1.5メートル内側(つまり横幅68メートルを65メートルに???)ラインを引き直してるという証拠映像・写真が伝わり、はぁ。。。やりますな(笑)
横幅を狭めりゃ、スライドもしやすいよなぁ、、、サイドも2枚で蓋しやすいし。
日本のスターティングラインアップは、ゴールキーパーが鈴木彩艶、3バックは中央は変わらず板倉、右は瀬古を起用、左も変わらず町田。瀬古の起用は予想どおりだが、3バック中央を板倉のままで行くのかどうするのかと思ったが、そこは変えず。
中盤センターは遠藤航を休ませて守田と田中碧かと思っていたら、遠藤航と田中碧。ウイングバックが右に伊東純也、左に中村敬斗。1トップは古橋でなく引き続き小川航基、、、古橋じゃなく小川航基ですか、そうですか…ってとこと。2シャドーに右に久保建英、左に南野。
中国が4-3-1-2のフォーメーションで、日本対策を練ってきた様子。ワチャワチャって感じでピッチ左右幅の操作を有効に生かしながらの戦略で、日本はゴールに迫ることができず20分過ぎてもシュートがゼロ(無し)。守田が居れば、(特にインドネシア戦は鎌田まで居たので)前後(上下)に動きや変化があったんだが、どうもこのスターティングラインアップではその辺りが不足。田中碧も頑張っては居るんだが、川崎フロンターレでの同僚時代から守田とは随分差がついたものだなぁと。
それでもようやく久保建英のカットインしてのシュートからコーナーキックを獲得、、、久保のアウトスイングの左コーナーキックに他の選手が前に入るところ、小川航基がやや下がりながらのスタンディングヘッドを突き刺して先制ゴールを奪う。
前半アディショナルタイムには、今度は伊東純也のこちらもアウトスイングの右コーナーキックに町田がそらして(あるいはシュートだったか…)ファーで板倉がヘッドで押し込んで追加点。
2-0として前半終了。
後半立ち上がり、中盤でパスを繋げられず、右ワイドの伊東純也のポジショニングがちょっと「?」でトランジションできず、その流れから前に運ばれて遠藤航が潰せず(ファウルで止めることはせず…)縦に通されて瀬古が競ったが後ろに流れてしまい、それをフィニッシュされて失点。
今回の最終予選2失点めだが、1つはオウンゴールだったので初めての流れからの失点を許してしまった。
だが、おそらくハーフタイムに確認があったであろう、、、左の中村敬斗から逆サイドの伊東純也への大きなサイドチェンジ、、、伊東が持ち込んでのクロスにファーで小川航基がドンピシャのヘッドを叩き込んで3-1と突き放す。
中村敬斗と伊東純也の大きなサイドチェンジはスタッド・ランス仕様だな。
その後は2枚替え、、、南野に替えて鎌田、中村敬斗に替えて三笘を入れ、さらに再び2枚替え、、、小川航基に替えて古橋、伊東純也に替えて橋岡。橋岡は右ウイングバックながら(もともと橋岡は右ウイングバックが最もフィットするポジションのはず…)やや変則ながら4バック気味にしてクローズ。
思うような攻撃、崩しはできなかっただろうが、セットプレーで2ゴール、3ゴールともヘッドでゴールと、本領発揮と行かなくてもこういう勝ち切り方ができるのは、まぁサスガと言ってよかろうと。
ただ、守田が居ないと(この試合での中国の戦略はあったとしても)停滞感が出るし、そこに巧みにリンクマン役として機能する鎌田まで居ないとなると窮屈さを感じさせてしまう。
少なくとも、守田か鎌田かどちらかはピッチに必要なんではないか。
それと田中碧については、遠藤航がやってる役割をやらせればイイと思うんだが、どうしても遠藤航は起用したいんであれば、中盤センターもう1枚は田中碧じゃないんじゃないか。これまでも多くの方々が指摘してきたけれども、やはり田中碧では守田の機能は無理と言わざるをえないような。
田中碧の所属クラブ、リーズ・ユナイテッドが最終予選で驚異のパス成功率、、、とかいうようなデータをリリースしているようだが、まぁそういうパスの付け方をしてれば、数字的にはそういうおともあるかなぁ、、、という印象だ。
中盤前目のエリアでは相変わらずコンタクトプレーでイマイチだし、今後は田中碧は遠藤航のバックアッパー、遠藤航を起用して守田が不在の場合は田中碧じゃない選手、といった発想を期待したいものだ。
さて、昨夜は中国VS日本が進行する中で、さらに中国VS日本が終了後にいろいろとオーってことが起きており、そちらについてはあらためてエントリーしたいと思います。
とりあえず年内の日本代表(フル代表)の活動はこれで終了。次戦は来年3月のホームでの2戦(3月20日および25日)となるが、その初戦(バーレーン戦)に勝てば、早々にワールドカップ出場権獲得となる。
そうそう、、、ピッチの横幅が3メートル(タッチライン、コーナーフラッグから1.5メートル)狭い・内寄りっていうのは、プレーした経験がある人にはわかることだが実は大きいことでして。特にコーナーキックなんて、1.5メートル内側からのキックって、そりゃ違いますね。