チャンピオンズリーグ、バルセロナVSバイエルン・ミュンヘンはまさかの4-1。
2024.10.25
両チームとも今シーズンから監督が替わったバルセロナとバイエルン・ミュンヘン。バルセロナは元ドイツ代表監督のハンジ・フリックが監督。バイエルンはヴァンサン・コンパニが監督。コンパニが監督って大丈夫かぁと思ったが(現地でも懐疑的な視線は強かったと思うが)ここまでブンデスリーガ首位をキープするなど好戦績。
この試合、キックオフから1分でバルセロナが先制。少ないタッチで長めのパスで素早くアタッキングゾーンへボールを運びラフィーニャが抜け出して豪快にフィニッシュ。だがバイエルンもサイドからの攻撃を繰り返し、右クロスをケインがヘッド沈めたがこれはオフサイド。だが迫力あるケインのフィニッシュ。今度は左からのクロスを、ケインが合わせて同点に追いつく。
だがバルセロナは前半のうちに立て続けにレヴァンドフスキ、再びラフィーニャが決めて3-1で前半終了。
後半も早い時間帯にも、右から左への大きな展開からラフィーニャが豪快にハットトリックを決めて4-1に。バイエルンはその後の追い上げもならず、相性がよかった(らしい)バルセロナ戦に大敗。チャンピオンズリーグ今大会で連敗となった。
バイエルンはハイラインを敷いている割には、中盤の構成が特に守備面において脆弱さを露呈することになったように見て取れた。ビッグネーム揃いで縦横に崩しにかかっていたこれまでと様相を異にし、コンパニ監督に下で明確な戦術性を見せつつあるように感じたが、私の捉え違いかもしれないが、何かこう、、、あえて言うならちょっと小粒になったような印象も抱いたんだが。
バルセロナは効率的な(効率性を意識したような??)大きな展開からのアタッカーの能力の高さでのゴール奪取と、こちらもこれまでのイメージからややモデルチェンジした印象。今週末はレアル・マドリーとの「エル・クラシコ」があり、真価が試されるところだろうか。
なお、バイエルンに加入した伊藤洋輝はシーズン前のケガで出遅れており、まだしばらく要するらしいが、このピッチでの伊藤のプレーを見たかったな、というのが率直なところですな。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン