7分間のプレーで素晴らしいパフォーマンスと賞賛されてるが…
2024.10.08
先週末のイングランド・プレミアリーグ、クリスタル・パレスVSリヴァプール。試合の方は序盤の1点を守り切ったアウェイのリヴァプールが勝利。
この試合での遠藤航は89分にピッチへ、アディショナルタイムを含め7分間ほどのプレーとなった。何メートルも離れた所から鋭い読みと素晴らしいスピードのスライディングタックルで相手のビルドアップを潰したシーンは秀逸。オォーって声が出ましたがな。
そのシーン以外にも好プレー。試合後、リヴァプールのスロット監督は遠藤航をベタボメ。
曰く、、、あれほどのビッグプレイヤーでナショナルチームのキャプテンが残り5分でピッチへ入ったとしても不満も漏らさずインパクトあるプレーをしてくれた、、、的な。7分間しかプレーしていないのにあれだけのパフォーマンスを見せるとは遠藤の人間性もチームの団結力も物語ってる、、、だそうだ。
ま、そう褒めてもられるパフォーマンスだったと思うが(前述のスライディングタックルのシーンでは交替でベンチに下がったフラーフェンベルフが大きな拍手をしていたらしい…)同時に現地の複数メディアが冬の移籍ウインドウでの遠藤放出可能性に言及。
ウン、そういうこともあるんじゃないか。
放出(売却)したくてスロット監督が持ち上げたとは思わないが、そういう含みもあると見て良いだろう。
ちなみにこの試合、クリスタル・パレスの鎌田もベンチで遠藤より少し前にピッチへ。
ところでアーセナルでは冨安がケガから戻って来てベンチ入り、そしていきなりのプレー(84分から)で右サイドバックに。冨安についても、こちらはクラブのフロントの方が放出したがっているような話が聞こえてくるが(ケガで離脱が多いからな、フロントにしてみればある種当然のスタンスだろう…)アルテタ監督が手放したがらないとか。
さて、どうなりますか。
遠藤航にしても冨安にしても、移籍してイイと思いますよ。イングランド・プレミアリーグのトップクラブで通用(?)しなかったというようなことにはならない。すぐ、通用云々といった表現を使う向きも居るんだけどね…
遠藤航については予想をはるかに上回る活躍。クロップ監督のチームで「6番」のファーストチョイスとなったんだし、十分な実績だろ。戦力外なんて表現をもすぐ使う向きも居るが、監督が替われば指向も思想も変わる、、なんてことはよくあること。容易くそういう言葉を持ち出すのはフットボールがわかってないんじゃないか。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン