U-20アジアカップ予選…キルギスとはドロー。
2024.09.30
昨夜行われたU-20アジアカップ予選(@キルギス)の最終戦、開催国のキルギスとの対戦。
両国とも既に2勝しており、ドローでも得失点差で大きくリードしている日本がグループ1位突破。
キルギスは敗れると勝点6ポイントに止まり他グループ2位との争いが微妙になるので、最低でも1ポイントは積みたいところ。あ、それは日本も同じだな。キルギスには当たり前に勝つことを前提にしてはいけない。
試合の方は日本がボールを持つんだが、フィジカル的にも強いキルギスをなかなか崩せず。キルギスも時折カウンター攻撃を仕掛けようとし、日本のペナルティエリア内でトリッキーなヒールパスからポケットを取られてシュートを枠内に打たれたが、ゴールライン手前でブロック、、、という危ないシーンもあった。
前半スコアレスで迎えた後半、日本の左サイドでボールを持たれ、振られて交わされてカットンから(シュートコースの道ができておるがな…)ゴール左隅へ沈められ、なんと、先制を許してしまう。。。
その直後、右からのコーナーキックを相手ゴールキーパーと競り合ったところ、ファンブル、、、そのボールが背中に当たってゴールインが認められ、日本が同点に追いつく。
その後は勝ち越しゴールが奪えず、1-1のドロー。タイムアップの瞬間、まるで優勝したかのように喜ぶキルギスの選手たち。日本はグループ1位で予選突破となったがキルギスも2位で突破、という結末となった。
ま、多くのフットボールフリークが厳しいコメントをしているが、まぁ確かにこの日本チームのパフォーマンスでは、アジアカップ本大会の戦いが普通に危ぶまれる。
ピッチコンディションも悪いし、中1日での3試合、気候条件も慣れない環境下での戦いであったことを差し引いても、正直あまりポジティブな要素があまり無い3戦だったかもしれない。ワールドカップ出場を果たせない時代の日本のサッカー、、、などと形容している向きも居られるようだ。
とにかくフィジカルコンタクトができないというか、、、それと選手同士の意思の疎通やイメージシンクロが乏しい。集まってのトレーニングも少なかったろうが、それでももうちょっと合せるだろう。。。なんか余裕かましてる風もあったり。
それと中盤センターがこの選手起用がデフォなんですか、、、と。技術も戦術眼も足らなくないか。
コーチングスタッフのチームマネジメント能力も疑うレベルだな。(ま、皆さん、嫌な予感がしていただろうけど…)選手起用も謎の点が幾つもあるが、まぁそこは選手のコンディションを間近で見てるスタッフの判断なんだろう、、、とは思うが。
来年2月までほとんど時間も無いんだが、どうするんだろうな。
キルギスが力を付けつつあることは、フル代表のワールドカップ予選や今年1月のアジアカップ(ベスト16進出)を見ても明白で、ウズベキスタンにしても、中央アジアのフィジカルの強く体格もある国に対して、日本はやや苦手にする傾向が以前からある。フル代表でも。
そういう意味では、今後中央アジア諸国に目を光らせておく必要がありますね。
東南アジア諸国についても同様だけどね。
これが「世界の」競技、世界中どの国もが注力する競技、っていうもの。