Jリーグ新人選手の年俸引き上げへ、との一般紙報道。
2024.09.24
昨日某一般紙で報道あり。かねてより検討中と伝えられているABC契約撤廃の件だが、その報道によると年俸上限引き上げ、下限額を新設(J1とJ2とJ3で下限額に差)と。(金額はここでは書かないでおくが…)数年後に上限額撤廃も視野に入れている、、、と。視野に入れているという、ま、日本的な表現っすな。
まぁ結構なことではあるんだが、遅すぎるし、上限って必要か??? 下限額も低すぎるでしょ。
これに対してネット上でいろいろ(フットボールフリークではない方面からも)多数コメントを目にした。
年俸上げるならスタジアム使用料をちゃんと払え、とか、、、スタジアム建設は税金に頼るな、とか、、税金から年俸が払われるのはけしからん、、、的な〇〇クサイ的外れなコメントやら、Jリーグが経済的に厳しいことを前提にしているが、まず、Jリーグという組織団体が日本最大の予算規模で動いていることを一般に知らしめる必要があるだろう。いつも書いていることだが。話はまずそれからだ。一般ピープル、ビックリするんじゃないか。
その次に各クラブの話。確かに各クラブは財政的に規模が小さいところが多い。これはJリーグが云々というより、各クラブの経営手腕の問題だろう。そこは30年経過してもいまだに相当プアとは思いますね。
そうして翻っては(J3まで含めて)60クラブは多すぎる、、、と来る。それが出る度に感じるのは、競争性の高いスポーツ競技…グローバルに激しい厳しい競争と勝負の(そしてブッチギリで世界最上位の)スポーツ競技…という視点がいつまで経っても日本および日本人に形成されんな、、、ということ。全国各地津々浦々にプログラブがあって、底上げになるんだよ、、、それがあってレベルアップに繋がるんだよ、、、そこが相変わらずわからないこの国。
またカテゴリー間での降格(昇降格)を止めたら商売がしやすくなる(Bリーグもそっちへ舵を切った)というシレっという向きもあるが、フットボールは昇降格制度を導入することになっておる。その中で(降格しても)クラブ経営をできるようにやっていくのが手腕であり、クラブマネジメント能力。そういう世界線なんだよ。
ガラパゴスなことしか見えない日本人には、将来もずっとわからないことだろうな、、、って、私的にはほぼ諦めているんだけどね。
こういうクダラナイことになるのも、JFAもJリーグも著しく努力が足らないというしかない。
大所高所に居るつもりなのか、無視ないしは単に放置しているのか、そのうち理解されると思ってるのか、一体どれなんだ。