U-20女子ワールドカップ…ファイナルへ。
2024.09.19
オランダとの対戦になったセミファイナル。戦前から日本が優位に戦えると思ってはいたが、多くの皆さん予想のとおり、オランダは高さがあるので高さでやられるのが懸念か。
キックオフからほとんど日本がボールを握り、攻め込むんだが決定的なシュートチャンスは無く、惜しかったのは大山のミドルがポストを叩いたシーン、、、あれは決まったと思ったが。。。
だがオランダの攻撃もさして脅威は無く、それだけに前半で1ゴールは奪っておきたかったところ。前半のシュート数は日本は12本、オランダはシュート無し。
…だけどこういう展開でゴールレスで進んで終盤にヒョコっと高さでやられて失点って、あるあるだよね。
もっとも攻め込みはするんだが、フィニッシュで焦って(疲れもあるだろうし、オランダのリーチの長いシュートブロックに急ぎ過ぎてシュートを打ちたがってしまっていたかも…)まともな弾道が飛ばせない状況。また、折角深いエリアまでボールを運んでも、中でのフィニッシャーの動きなりクロスにあまりイメージや策が感じられず、そういうトレーニングはできていないんじゃね、、、という印象も。
後半に入っても攻め込む日本だが、相変わらず決め損ないのようなシーンが続きストレスが増える。。。
という状況で右からポケットを突き、ダブルタッチから深く抉ってクロス、、、これを(これまで散々決め損ねていた)松窪がワンタッチでゴールに突き刺し、ようやく先制。ボールキープしてフェイントからのシュートというストライカーとして得意な形でもマウスに飛ばせないでいた松窪が、難しいワンタッチシュートを沈める。
だがまだ試合は55分。
その後、日本のゴール前で腕が絡み合ってもつれて倒れたシーンに対して、レフェリーはノーファウルで流したがオランダベンチがチャレンジリクエスト。ま、普通にはノーファウルで(もしファウルを取るならオランダの選手のシミュレーション)マトモなレフェリーで安心。
終盤、松窪が今度は軽やかなステップからこの試合2ゴールめを沈めて2-0、ダメ押し。
アディショナルタイムは8分が表示され、その前に相当選手を交替させていたんで(確かに休ませもしないとイカンが)大丈夫かと思わないでもなかったがゴールを許さずタイムアップ。
アメリカを1-0で下した北朝鮮が待つファイナルへ進出することとなった。
ファイナルは再び標高2600メートルのボゴタでの開催。日本はボゴタではグループステージからラウンド16まで4試合を戦っており、北朝鮮はファイナルがボゴタでの初めての試合になるのかな。
選手は高地での試合と過密日程で相当疲れているのがアリアリだが、高地対策を含めファイナルはどう転びますか。
ファイナルは日本時間来週月曜日(23日)朝6:00AMキックオフ。