ヨーロッパの(必ずしも)ビッグクラブでないクラブとの親善マッチを観戦して…
2024.08.02
この夏は(昨年以上に)実に多くのクラブが来日。そんなに日本でビジネスになりますかぁと思うが、それはプロモーター側の事情であって、来日するクラブ自体は経済的メリットがあるのだろう。
中には伊東純也と中村敬斗の所属するスタッド・ランスのように、シーズン前のキャンプを兼ねて4戦も行うクラブもあったり。
Jリーグのクラブとの親善マッチを随分観戦させていただいたが、いろいろ感じることもあった。
レアル・マドリードとかバルセロナとかマンチェスター・シティとかのビッグクラブではないから、逆に目につくこともあったりするような。。。
まず、やはりフィニッシュでの火力とシュートを放つ際のスキル(技術というのはちょっと異なるような…)の面。
もちろん(来日したクラブはオフ明けであるのだが)コンタクトプレーにおける強度とリーチの違いも。
これらは年イチとかで経験してもどうこうなるわけがなく(思い出す程度か…)普通に体感してないことには世界大会で毎度(考えられないような所から脚が伸びて来る、とか…)面食らうことになる。だから海外クラブに移籍するだと言われれるかもしれないが、国内のJリーグでもそういう環境でないことにはなぁ。。。
となると、やっぱり外国人枠を撤廃ないしは拡大するしかないんじゃないか、と思ったり。イングランド・プレミアリーグとドイツのブンデスリーガに外国人枠の制限は無い。(その上、EU枠もある…)そこにホームグロウン・ルールがある。
Jリーグにもホームグロウン制度があり、外国人枠は登録には制限は無いが出場は5人まで(J1)という制約がある。なのでJリーグにおいて外国人枠の撤廃ないしは拡大というと出場枠のことになる。
やはりそうするしかないのでは…と思いながら観戦した次第。
あと、日本のクラブには、攻め上がろうとするシーンで出し所が無くて結局スピードダウンないしは前進をストップ、バックパス、、、というのが海外クラブと比較してとても多いことに目が行く。
慎重なのもボールを失いたくないのもわかるが、あれでサッカーがわからない・あまり見ない(日本の)一般ピープルを相当に面白くなく感じさせているであろうと想像される。
一般ピープルにとってはエンタメであり(エンタメでしかなく)フットボールそのもののプレー自体やプレー内容とは少し違う領域の話かもしれないが、対一般ピープルということでは改善の余地あり、と言わざるをないだろうなぁ。。。
カテゴリー:Jリーグ, サッカー・日本サッカー総合