オリンピック第2戦…激闘をモノにして連勝、ノックアウトステージ進出決定。
2024.07.28
グループステージ第2戦、今年3月に国内でのテストマッチで完敗を喫したマリとの対戦。日本は初戦のパラグアイ戦のスターティングラインアップをベースに、右センターバックを木村から西尾に、中盤は三戸でなく荒木、右ウイングに 山田楓喜の3人を入れ替え。(ちなみに平河はグループステージでの復帰は難しいとのこと…)
マリは、パラグアイ戦を見て日本の攻撃を警戒してかプレッシングにはあまり出て来ず、立ち上がりから日本が速いパスワークと流動性ある攻撃を見せる。
だがマリのサイズとリーチの長さにブロックされ、前線では足元に入ったボールも(強く寄せられているのではないものの)圧があるのか上手くおさめられなく、ゴールを脅かすフィニッシュは出せず。
逆に2つほど際どいシュートを打たれたが、小久保玲央ブライアンがセーブ。スコアレスで後半へ。
後半、時間が経過するにつれてマリの攻勢が増してくるが、ポストやクロスバーに救われるシーンもあり、小久保のファインセーブもあり、ゴールを許さず。
30分過ぎ、右サイドからの細谷のグラウンダーのクロスに途中出場の三戸が合せられず。
だが再び、マリの攻撃を跳ね返したボールを受けた細谷がそのまま長い距離を持ち出し、右サイドを抉って速いグラウンダーのクロス、、、三戸が走り込んで来て決まったかと思ったが合せられず、流れたボールを左から佐藤恵允がシュートもヒットせず、、、だが相手ゴールキーパーが弾いたところに山本理仁が詰めてゴール。
終盤、その山本理仁に替えて川崎を入れたが、アディショナルタイムに入ってマリの最後の攻勢にブロックに入った川崎の腕にシュートボールが当たり、VARチェックからのオンフィールドレビューでPK判定。だがこのPKを相手がゴール左に外してくれ、同点を免れる。
このまま逃げ切り勝点6に。マリは強敵だったが(仮に〇試合対戦すると負け越すであろう、正直分の悪い相手…)集中して奮闘、よく勝ち切ったと言ってよいのでは。
危険なシーンで高井と大畑がそれぞれフィジカルコンタクトで競り勝ってシュートを打たせなかった場面も、素晴らしかった。
パラグアイVSイスラエルは4-2でパラグアイが勝利。日本は最終節を待たずにグループ2位以上が確定。グループステージ突破を決めた。また、得失点差を考えると、最終節でイスラエルに敗れても、そしてパラグアイがマリに勝ってもグループ1位はほぼ間違いなかろう。
ここまで平河のケガを除いて、言うことのない戦いぶり。イエロー累積を考慮してイスラエル戦は、藤田譲瑠チマや高井や関根らはプレーさせないのかな。
ノックアウトステージ(クォーターファイナル)は、スペインかエジプトのどちらかになると思われ、次が直接対決で(現在勝点はスペインが6、エジプトが4)多分スペインが1位抜けとなるのでエジプトとの対戦が濃厚か。。。
ちなみにエジプトは今大会、ウズベキスタンに1-0で勝っている。