ユーロ2024…スリリングな120分の死闘、ドイツVSスペイン。
2024.07.07
クォーターファイナルでの対戦となった開催国ドイツとスペインの対戦。2022年ワールドカップで日本が倒すことができた2国の対戦。その点でも興味深い一戦。
一進一退でスコアレスで前半を終え、50分過ぎ、右サイドからヤマルがカットイン、、、ファーに2人がポジション取っていたがグラウンダーの横パス、、、そこにしてゴール前に横パスを出すと、後方から走り込んできたダニ・オルモがワンタッチで仕留めスペイン先制。
今大会、意外にもサイドからのクロスボール(ハイボール)が多い感じのスペイン、ここはグラウンダーのクロスで意表を突いた??
そのまま1-0で推移して試合最終盤の88分過ぎ、スペインゴール前、ヴィルツがスペインのクリアボールを奪い返し、中央から一旦左へ開いて、そこからのファーへの放り込みをキミッヒがヘッドで落とし、ヴィルツがワンタッチでファーポスト内側に沈めて土壇場で同点に追いつく。
そして延長戦へ。
116分過ぎ、キミッヒの鋭いフィードにフュルクルクがマーカーと競り合いながら身体を投げ出しながら実に巧みなバックヘッドでゴールを狙ったがスペインのゴールキーパー、ウナイ・シモンが右手一本でファインセーブ。
そうすると119分になろうとするところ、ククレジャのインナーラップをフェイクに左からダニ・オルモのクロスに、中盤から前線へ上がって来ていたミケル・メリーノが見事としか言い様のない滞空時間の長い(そのフォームも素晴らしい)ジャンプヘッドを沈めてスペイン勝ち越し。
2-1でスペインがドイツを振り切ってセミファイナル進出を決めた。
ま、カードが異様に乱舞してスペインが次戦サスペンションが気になるところ。
あとスペインについては今大会、カッチリ(まるでかつてのイタリアのシフェンスラインのような)4バックの最終ラインの形成が目を引く。
かねてから表明のとおり、これがトニ・クロースのラストマッチとなる。