オリンピック代表OA、どうなってんだろうね??

日本サッカー協会の原強化担当技術委員長が、先日発表したオリンピック代表(U-23)候補にオーバーエイジ枠で選出した林彰洋について「18人に入らないかもしれない」とコメントしたそうだ。

林のオーバーエイジ枠選出については、所属の清水エスパルスの原靖強化部長も(サブ要員としての選出に)疑問を呈し、日本サッカー協会との話し合いを求めていたので、この数日の間に何か話し合いが持たれたのかもしれない。
要は、日本サッカー協会ならびにU-23代表チームとしてはあくまでもレギュラーゴールキーパーは権田だよ、と…で、Jリーグも進行しているし権田がケガでもした場合、これまでのサブのメンバーでは戦力にならないのでバックアップメンバーとして林を帯同したいと…明確にそういうことだったわけだよね。これについて、問題ないんじゃないかという意見の方もおられるようだが、確かに論理的に問題はないが、選手本人と所属クラブの方にそこまで理解を得ていなかったようなので、それは大いに問題だろ。不細工な展開。それで林を最終メンバー(18人)に選出しないということになったら、オーバーエイジ枠を無駄に1つ使ってしまったことになる。予備登録の35人以外にはもう選出できないんだから。相変わらずヘタクソですな。
ユーロ(ヨーロッパ選手権)は、どうも多くのチームで守備戦術がイマイチ…どころか、かなり脆い感じがするんだが。どの試合でもかなり目につくんだよね、穴というかミスというか。
オランダがグループリーグで敗退してしまったが(しかも3連敗で)ロッベン、ファン・ペルシの使い方が違っていたかも。違っていたというより、彼らが所属クラブでプレーしている(そして実績を積んできた)内容と、オランダ代表で必要とされる内容がかなり違ってきたので、そこの乖離が大きかったと見て取れる。そういうこともあるよね。ロッベンやファン・ペルシにこだわらず、オランダ代表チームの本来の持ち味であるサイドアタッカーのイキのいい選手を起用するのも手だったかもしれない。ロッベンやファン・ペルシが不要ということではなく。
クリスチャーノ・ロナウドは、ポルトガル代表チームではこういうプレーをした方がいいんじゃないだろうか、という1つの回答を見せてきつつあるように思う。ロナウドのスタイルとしては左サイドのアタッカー(兼ストライカー)と言えると思うが、ポルトガル代表チームでは、レアル・マドリーでのプレー内容とはやや違った動きや位置どりをすることが必要になるわけで、それをようやく見せ始めたというか。

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