イタリアらしい言われ方(?)ないしは批判のされ方にさらされるラツィオの鎌田…
2023.12.01
インターナショナルマッチ・ウイーク明けの先週末は、ラツィオはアウェイで最下位のサレルニターナと対戦。ルイス・アルベルトがサスペンションだったので、鎌田がスターティングラインアップに。4-3-3の中盤右にはゲンドゥージが入り、鎌田はルイス・アルベルトが入る左へ。イタリアではメディアも含めてこの試合での鎌田に相当期待感が高まっていた、ようなわけだが。。。
キックオフから鎌田は意欲溢れる動きを見せ、守備でも強く厳しく行くが、(おそらく)期待された攻撃面では確かに効果的なプレーは見せられず。。。
ただ、そもそもラツィオのパフォーマンス自体が相変わらず低調。最下位に沈んでいるサレルニターナの方が序盤からテンポの速いプレーを見せ、ラツィオは後手後手だしロクにビルドアップもままならなくピッチ上でバラバラな印象。ラツィオってこんなんだったか???
それでも前半終了間際にロングフィードからインモービレが倒されてVARによってPKを獲得、これでラツィオが先制。
だが後半に入ってサレルニターナに同点を許し、続けて逆転されてしまう。
鎌田はフルタイムのプレーとなったが、試合はそのまま1-2で敗戦。
この試合の前から鎌田は実は1年契約だったとかメディアに書かれたり、何かと鎌田をめぐる周辺は騒がしくなっている。
この試合でも下りてきてボールを受けて組み立てを試みようとしていたりするが、そこでバックパスをしたり横にパスをしたり(それで時には味方との呼吸が合わず相手ボールになったりするシーンも…)でもイタリア風にはこういうプレーじゃないんだよな、こういう状況下で期待された場合。
昔の中田英寿がイタリアでプレーしていた時もそう。好印象の時は凄くアゲアゲというか実にラブリーに扱ってくれるんだけど。基本イタリアってこうです(汗・笑)
挙句、鎌田がピッチに居ると10人で戦っているようなもの、、、とか、ルイス・アルベルトのようなプレーを期待したのが間違い、、、などとコメントされたり。しかもラツィオの公式SNSでもディスリ風にしちゃったり。。。
いずれにしても今のラツィオでは、鎌田のプレーが生きる状況には程遠いわな。
さて、冬の移籍ウインドウ(1月)に鎌田はアジアカップで不在なわけで、もしかして冬にも何か動きがあったりするんだろうかね。。。
そうそう、サレルニターナの監督はピッポ(フィリッポ)インザーギなんだよね。プレイヤー(現役)時代に反して監督としては弟のシモーネ・インザーギの方が、正直、ま、アレっすな。。。