アジア大会、セミファイナルの対戦相手はイランじゃなく香港になりましたと。
2023.10.02
昨夜は苦労したが、クオーターファイナル突破。
荒っぽく身体をぶつけて来て、削りに来るわ、アフター全然平気でまったく気にもしないっていう、、、こういう相手ともやらんとイカンからねぇ、アジアって。で、走力はあると。何人かはキック力に自信もあると。
こりゃ日本選手の技術や場数やスキルがイマイチだったとしても、誰でも苦労しますがな。
ウズベキスタンのレフェリーも、序盤からもっと厳しくカードを出して欲しかったところだ。アジアのこういう展開状況に慣れてないのかね。
今大会の日本チームはU-22で(レギュレーションはU-24+3人までのオーバーエイジ)しかも、いわばBチーム。U-22「本隊」は今大会直前に行われたU-23アジアカップ予選をバーレーンで戦っている。
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とはいえ、前半は後方からの楔(くさび)が頻繁に相手に渡ってしまい、こういうのはイカンだろう。これは前線の動きが無いことも大きい。
ただ後半に入るとテキメンに日本チームのアクションが改善され、大きなサイドチェンジを交えた展開から左サイドを佐藤恵允がえぐって中央で内野が入ってきて合わせて先制。
ああいう風に大きく速く動かせば、ついて来れる相手ではないんだよ。
今大会の佐藤恵允は大会序盤はちょっとナンだったが、試合ごとに調子を上げて来て、Aチームに加えられて相応しいパフォーマンスを見せるようになってきているし、相変わらずナンだと言われ続けている西川潤がようやくその存在性と戦える姿勢を見せるようになってきた印象。
ところが、このままでも押し切れるはずが、残り15分近くになったところで、日本の右サイド深く持ち出され、その折り返しに中盤3枚までが最終ラインに吸収されるように慌てて戻ってしまう状況にしてしまい、当然バイタルエリアがスカスカで、豪快なミドルを叩き込まれてしまう。
ああいう何かの○○みたいな慌てた戻り方はJリーグでも時折見られるが、そういう現象(?)が生じただけで、あ~マズい…ってなりますがな、視てるこちらは。
ま、それでも再び佐藤恵允の頭脳的なカットインから外を走る西川潤に渡し、PK獲得。今大会ノーゴールの松村が、相当緊張しただろうがゴール左隅に鋭く沈めて決勝点に。
試合後のドタバタはまぁ、ままある既視感ある現象だ。ここはアジアだ。
こういう相手に対して平準的にタフに戦えるようになっているが、技術とテクニックがあるにもかかわらず、それを発揮できない、巧みにプレーすることができない選手も居ましたね。
大学生が多いって点はあるけどな。
なお、ワールドカップ・アジア2次予選でホーム&アウェイで対戦しなきゃならんわけで、三笘や久保建英や伊東純也を壊されないように、どうかするんかよ、JFA。
さて、セミファイナルは当然イランとの対戦になると思われたが、そのイランは香港に0-1で敗れてしまい、セミファイナルは香港との対戦になった。
イランは主力メンバーが3人かな、今週ミッドウイークに行われるACLのために帰国していたそうだ。
…もう大昔の日本サッカーのことになるが(古代とまでは行かないと思うが…)大昔は香港にだってドローだったり、ミャンマー(当時はビルマ)には0-2で負けるレベル、イランに至っては0-3とかで負けるレベルだったんだよね、、、実は。
カテゴリー:2023ナショナルチーム(日本代表)