相手を中に寄せてゴールはサイドから…ヨーロッパリーグ、レアル・ソシエダVSローマ。

レアル・ソシエダVSローマのヨーロッパリーグ、Round 16…1stレグはローマがホームで2-0で勝利。2ndレグは直前のマジョルカ戦で久保建英をスタメン起用せず(終盤80分での投入)これは間違いなくローマとの2ndレグで久保はスタメン起用だろうと誰もが思ったはず、、、なんだが、久保はスタメンでなく、ダビド・シルバとオヤルサバルの同時起用。
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、どうやらオヤルサバル、ダビド・シルバ、久保建英の内からは2人だけ起用する方針というかフィロソフィーなんだろう。
だが、ダビド・シルバと久保を同時起用した時がソシエダ自体のパフォーマンスが良かったと思うんだがな。。。

ローマ戦の1stレグを視ていて、ローマは3センターバックなんで、両ワイド(ウイングバック)を置いているんだが、通常このフォーメーションではウイングバックを両ワイドに張らせているものだと思うが、戦略的にソシエダの攻撃を中央からの攻撃にさせていたんではないか、、、そして自分たちの攻撃はサイドで構築して、逆サイドへ…ワイドからワイドへと、、、正にそれで1stレグの先制ゴールを奪った形。

2ndレグではソシエダも戦略を練ったはずで、サイドを起点にしようとしているのが明らかに見て取れたが、ローマは一方のサイドにも人をかけて(寄せて)来てソシエダの攻撃を封じる。
逆サイドは結構空けてしまうが、意に介さず(?)といったモウリーニョ監督のマネジメントなりシステムに見えたが、どうなんだろうかな。。。
ソシエダとしては、速く大きい左右の展開でローマのゴールをこじ開けたいところだったと思うが、ダビド・シルバが絡んで正にそういうシーンもあったんだが、そこに久保が絡んでいたらどうだったろう。
久保は近い距離でのパスワークに優れていると思うが、ワイドな速いパス交換は久保じゃない…と思われたりしないか??? 私的にはその辺りが気になるんだな。

2ndレグでは久保は70分あたりでオヤルサバルと交替で入り、いい仕掛けも何度かあったがチームを救うことはできず、スコアレスでタイムアップ。
レアル・ソシエダはここでヨーロッパリーグ敗退となった。

ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、タッチラインを越えたローマのクリアボールを見事に素晴らしい胸トラップしたシーン、、、あれは見事だったけどね。

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