ユーロ、戦術的な応酬でも見どころ十分だったイタリアVSスペイン。なお今夜は天皇杯3回戦。

ユーロ(ヨーロッパ選手権)セミファイナル、イタリアVSスペイン。
フォーメーションはともに4-3-3。イタリアは中盤のプレスから速い攻撃や最終ラインの裏を狙った攻撃を仕掛けるが、徐々にスペインのポゼッション能力、パスワークがイタリアのプレスを封じ、即時奪回も随所に発揮してスペインがボールを握る時間が多い展開でスコアレスで前半終了。


後半に入るとイタリアがやや戦術を変えてきて、トップのインモービレが前プレスに行きつつ、中盤はあまり個に寄せ過ぎずに、中間ポジションを取りながらポゼッションをやや押し返す。ただし、そのエリアから5メートル以上くらいスペインが入ってくると、わぁ~っと最終ラインを厚くしてゴールをフィニッシュを許さず。
そうこうしているうちにイタリアがカウンター、そのこぼれ球を右サイドのキエーザが中央左寄りで拾い、そこからファーに巻くようなゴラッソを突き刺して先制。
そのままイタリアのリードで時計が進むが、残り10分あたり、ゴールキーパーからのボールがモラタに入り、ここでまさかの(?)中央突破、、、ワンツーで抜け出して同点ゴールを決める。
サイドを起点に攻撃を組み立ててきたスペインが、ここで中央突破とは、これまた凄い戦術性の高さ。
1-1でフルタイム終了、延長戦もスコアは動かずPK戦に突入し、イタリアが勝ち上がりとなった。
PK戦前のコイントスでのキエッリーニとジョルディ・アルバのやり取りも、これまた面白かったというか、実にオツであった。
互いの戦術性の攻防、戦術力の応酬も見られ、見どころ十分な一戦だったんじゃないだろうか。
さて今夜は天皇杯3回戦。
NHK-BSは順天堂大学(VSザツパクサツ群馬)の試合っすか。ここは、おこしやす京都(VSヴェルスパ大分)の試合じゃないんだな。
中継はスカパーで3試合、「JFA TV」(YouTube)でも1試合(福井ユナイテッドVS大分トリニータ)あるのか?? でも、それだけ。。。
あと、Honda FCとジュビロ磐田の試合は Honda FC のYouTubeチャンネルでライブ配信があるらしい。
Honda FC が自らのYouTubeチャンネルで配信するっていうのに、他のクラブ、他の協会(各都道府県協会)は何やってんのかね。ヤル気ねぇな、、、あ、予算が無いのかな。。。自前で配信予算をかき集めた JFL(実質4部)の某クラブもあったというのに。。。

▲ページのトップへ

CALENDAR

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930        

 2024年04月 

Total Ranking

  1. 2024-25シーズンからのACL新フォーマット。(2023.08.15)
  2. メッシVSグヴァルディオルのシーンでのメッシのプレーに感嘆の至り…(2022.12.14)
  3. 三笘、FAカップのリヴァプール戦で表現の仕様のないスーパーゴール。(2023.01.30)
  4. まるでサッカー人気が下火とか低迷しているように受け取られる言動は気をつけたいものだ。(2022.12.08)
  5. イギリス労働許可証の格付けが(1グレードだが)昇格。(2023.06.19)
  6. やり返しておいたからな…的なカイセドと三笘の(控え目な)ハイタッチ。(2023.05.17)
  7. 天皇杯ウイナーのACL出場権は来シーズンから変更に。(2023.12.21)
  8. Jリーグ選手契約「ABC契約」見直し?? それはとても良い事。早く実現して欲しい。(2023.06.29)
  9. 【涙腺崩壊】Jリーグはこの動画をバズらせることができるか?(2022.12.24)
  10. 恐るべしクロアチア。延長前半終了間際に失点するも追いつき、PK戦を制してセミファイナルへ。(2022.12.10)
  11. 女子ワールドカップ開幕。「FIFA+」で日本語実況で視聴OK…(2023.07.21)
  12. 渋谷駅にWEリーグの広告。(2023.07.18)
  13. はぁあ???「FIFAインターコンチネンタルカップ」ってなんだよ…(2023.12.19)
  14. 「ワールドカップでまざまざと見えた身体意識の差」(転載)(2022.12.06)
  15. ヴァンフォーレ甲府、記念すべきACL初試合、価値あるアウェイでの勝点。(2023.09.21)
  16. 女子ワールドカップ放映権問題、ヨーロッパは合意らしい…(2023.06.25)
  17. Jリーグ「秋春制」移行が決定したが、あまりにヌル過ぎる論拠・ビジョン…(2023.12.20)
  18. 延長戦、PK戦、予想していたんだが…日本、勝ち上がれず。(2022.12.06)
  19. 「圧巻」の表現では足らない…「衝撃」の三笘の5人突破ゴール。(2023.08.20)
  20. 三笘のアノ折り返しの技術にもっと言及できないところが日本…(2022.12.03)

Recent Special Categories

Back Number

▲ページのトップへ