香川、PAOKでリーグ戦初スタメンも前半で交替。

2021.03.09

先日のカップ戦では初スタメンがあった香川。その試合でアシストも記録して、アゲアゲだった方々もおられたようだが、昨夜行われたリーグ戦で（リーグ戦での）初スタメン。
PAOKは4-2-3-1のフォーメーションで、香川は2列め中央、日本で皆さんお好きな表現であるところのトップ下の位置。
ま、香川の最も得意とする位置…だと言う向きも多いんだと思うが、、、さて、それはどうかな。。。

この試合の対戦相手はアリス・サロニカというクラブで、PAOKとは勝点差1（PAOKが追いかける状況）という上位対決。
その対戦相手でホームでの試合で、満を持して（?）香川をスタメン起用したんだろうか。。。
相変わらず随所に技術の高さを垣間見せる香川だが、そこは間違いないんだが、トップリーグの試合の中で有効で効果的なプレーを発揮していると言えるのかどうか。技術の高さとそこはちょっと違うんじゃないか。
で、プレーエリアが低いし。ま、これは、マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントに戻ってからもそう。それを周囲の問題にしても、それもちょっと違うんじゃないかね。
プレースピードも遅いし、アジリティも鈍いし、これではね、、、という印象。PAOKにしても、この位置で起用したのは違うプレー（パフォーマンス）イメージだったんじゃないのか。前半、アウェイのアリスが先制して0-1で終了するが、後半のキックオフのピッチに香川の姿は無かった。
何があったんだ…という声もあるようだが、いかんせんギリシャリーグなんで情報が無さすぎるが、ケガとかではないと思うし、まぁそういうことなんじゃないかね。中2日だったんで交替させた、、、という見方は少々ひいきに過ぎないか。
ぶっちゃけ、このプレー内容では使いどころが難しいと言わざるをえまい。PAOK全体のプレーイメージやプレービジョンの点はいろいろあるにしても、そこに課題を集約させられるものでもなかろう。
なお、試合の方はアリスが追加点を奪って0-2とするが、PAOKが最終盤に連続ゴールで追いついて2-2のドローでタイムアップ。