U-17ワールドカップ…ビッグクラブのスカウトたちを驚かせたか、日本快勝。
2019.10.29
ブラジルで開幕したU-17ワールドカップ。日本はオランダ、アメリカ、セネガルと同組。アジアチャンピオンの日本とヨーロッパチャンピオンのオランダが何故に同組になるのか不思議だが、各方面から今大会優勝候補との評判の高いオランダとの初戦。ヨーロッパ各国のビッグクラブのスカウトが大挙押しかけていたらしいが、言うまでもなくオランダの選手を見に来てんだろうな。
…という中で日本は3-0と快勝。世界を驚かせただろう。この試合は大きく取り上げてもらいたいものだ。
日本は4-4-2のフォーメーション。立ち上がりから前プレスをかけ、2列めもボールサイドのサイドハーフも前プレスをかけ、連動して後ろも押し上げて左右のスライドも含め、いい入り。それでもオランダがボールを握って攻め込むが、日本も6分くらいで右サイドから股抜きから惜しいクロスでスタジアムを沸かせ、後方からのフィードを前線で受けて3人がオランダゴール前へ飛び込む際どいシーン、若月がヒールで落としたボールを西川が2人挟まれながら相手のショルダーチャージを逆利用して突破して惜しいポストを巻くようなシュートと、何度もスタジアムを沸かせる。左サイドを突破しての折り返しでヒヤッとする場面もあったが、15分あたりからオランダの勢いも押さえ込み、36分に4-3-3の中盤底のスペースを突いてからの西川のスルーパスから若月がフィニッシュ。
後半も立ち上がりから日本がオランダゴールに迫るが、オランダもこのままでは終われないわけで、選手交替を交えて前ががりになってきて押し込まれたがゴールを許さず、逆に中盤でのボール奪取から再び西川のスルーパスをおさめた若月が2点め。さらにVARで獲得したPKを西川が沈めて3点め。
なんとも言うことのない試合で素晴らしいスタートとなった。
オランダのフィジカルコンタクト、リーチにも引くことなく、身体を反転させて相手を制し、同時に足にボールを吸い付けつつ…という、これっすよ、日本の選手ができるようになりたいのは。
さぁ、グループ1位でグループステージを突破しましょうぜ。
ところで今週は今日から毎日Jリーグの試合がある（笑）
今夜はACLの関係でここに捻じ込まれたサンフレッチェ広島VS浦和レッズ。明日夜は鹿児島ユナイテッドFCと岐阜FCとのJ2の「裏天王山」がある。明後日の木曜日夜はJ3の長野パルセイロとYSCC横浜、金曜日夜も鹿島アントラーズと浦和レッズ。
週末の三連休は通常どおりの開催。
