U-16代表と U-17 Jリーグ選抜のヨーロッパ遠征…「アジアのバルセロナ」ねぇ。

2017.04.20

今月はちょうど同時期に、U-16代表がフランスでモンデギュー国際大会に出場し、U-17 Jリーグ選抜がオランダで（アヤックス主催の大会らしい）フューチャーカップに参加。U-16代表の方の試合映像は見られてないんだが、U-17 Jリーグ選抜の方はダイジェクスト（ハイライト）が Youtube に上がっているので拝見しました。
「アジアのバルセロナ」という形容は日本のチームに対してしばしば使われるんだが、ぶっちゃけ、このプレーやパフォーマンスを見たら、そう思えるわな…というシロモノで、いや～結構なことでしたな。

メッシみたいな選手も居れば、ネイマールみたいな選手も居る。フィニッシュ（シュート）のキックが実に多彩でテクニカル。ロングレンジでもサイドからでも、パッと交わして凄い変化する弾道のシュートが飛ぶ。キレと冴えのあるドリブリングもあれば、ヌルヌル系のドリブリングもあったり。いや～楽しいっす。
戦績の方は、初戦のアヤックス戦はスコアレスドロー、第2戦のユベントス戦は3-0、第3戦のベンフィカ戦は4-1、セミファイナルのバイエルン・ミュンヘン戦は、前の2試合ほどには余裕のあるゴールチャンスではなかったものの、それでも決定的なシーンは幾つか作り、ただそこで前の2試合ほどリラックスしたフィニッシュができずにスコアレス、、、0-1の敗戦。3位決定戦はアンデルレヒトの7-0ということで終了。
まぁね、こういうテクニック、技術、スキルをもった選手がどんどん出て来てるわけで（メディアは全然伝えないけど、、、関心を払ってないのかもしれないが…）ここから先、彼らをどう伸ばしてあげるのか、国際的によいパフォーマンスができる選手にしてあげられるのか、そして日本の（クラブであれ代表であれ）彼らを生かした戦い方、彼らのパフォーマンスを発揮できるチームをどう構築していけるのか、そういうところですよね。
モンデギュー国際大会のU-16代表だが、こちらも、ベルギーに2-0、アメリカに3-2（3ヶ国によるグループリーグ）でセミファイナルへ進み、ポルトガルに1-2で敗戦（逆転負け）で、3位決定戦でデンマークに2-1という戦績。