本日、ACLプレーオフ。

2017.02.07

アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のプレーオフ。ガンバ大阪が、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと対戦する一発勝負。吹田スタジアムでの一戦だが、寒い!! とにかく寒いんで。
ライブ中継は日テレG+のみ。19:00キックオフ。

ガンバ大阪のフォーメーションは4-4-2だったが、中盤の「4」は、倉田を2トップの下に置き、右サイドに井手口、左サイドに今野、遠藤保仁をアンカーというダイヤモンド型のシステムのようだが、このフォーメーションで遠藤を中盤センターに1枚とは勇気があるな（笑）と。また、井手口と今野は、攻撃になると猛ダッシュで前線へ駆け上がるという、、、また、守備時には3枚で中盤のラインを形成し、、、両サイドハーフに非常に大きな負担のかかるシステムに見えた。遠藤も、ファイナルサードまでボールを運んだシーンでは相当上がっていくし、そうなると当然、中盤でボールをロストすると大ピンチに陥るリスクがある。実際（なりかけたシーンも含め）そういうシーンも幾つかあり、この試合の相手だからこのフォーメーション、システムを試したのかもしれないが、すぐに対策される（弱点を突かれる）感じはしましたね。中央でボールを奪ってのカウンターもできるし、サイドから攻めを組み立てることもできやすいんじゃないか。
ま、試合の方は順当勝ちでACL本戦進出を決めたが、移籍してきた泉澤や堂安も見せろ…って思ってたら、ちゃんと起用したし（もうちょっと早い時間帯からの起用でもよかったと思うが）そういう部分でもガンバにとってはまぁまぁの試合ではなかったか。横浜F・マリノスが移籍してきたファビオ、清水エスパルスから移籍してきた三浦弦太のセンターバックがなかなかよく、両選手ともいい獲得だったろう。前述のとおり、システム的にセンターバックにもかかる負担がちょっと大きい感じはするけど。
あと、これは遠藤保仁が好きでないとか、もう不要とか、そういうことでは全然なく、2月の寒い気候で、今年初めての公式戦で、37歳の選手をスタメンで起用しますかね。もちろん年寄り扱いでもなく。いくらACL本戦出場がかかる大事な試合とは言え、国際標準的には普通にスタメンさせないと思うんだが。それは、それくらい大事に使って行くということだろう。ちなみに私なら（チームによほどの問題がない限り）基本的に、この試合には使わないだろう。
ここらへんが、日本の文化というか慣習の特性なんじゃないか。