鹿島アントラーズ、”ノルマ達成”の「準決勝」進出。
2016.12.12
昨夜のクラブ・ワールドカップ、鹿島アントラーズはアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズを下して「準決勝」進出。ノルマ達成…だよね。Jリーグ「チャンピオンシップ」を3戦戦った後に中2日か続いていてヘロヘロの中、実に立派というべきだろう。
前半は相手の個人能力に加えて速いボール回しに対応に苦慮していたが(攻撃の形も全く作れず)3失点くらいしてもおかしくなったところ、ゴールキーパーの曽ケ端のファインセーブと相手のシュートミスに助けられてスコアレスで折り返し、後半に入ってから選手交替を交えた見事なベンチワークで2ゴール。
マメロディは、スピードとリーチはさすがにアフリカのチームだが、肝心なところでの技術不足だったり、ペース配分や試合のコントロールも未熟なところがあるかな、と。ただ前述のように結構パスワークも見せられて、そこは少々新鮮な印象。主導権を握っているところでアントラーズ失点していたら、あれよあれよと失点を重ねて完敗の試合だったかもしれない。マメロディは前半の内容からして、なんで1ゴールを奪えずに敗れたか不思議なんじゃないか。
しかしマメロディの監督の試合後のコメントはたいへん粋で、また試合のサマライズもしてて素晴らしいですな。日本人の監督やコーチもこうであって欲しいし、中にはそういうコメントをしている人も居るはずなんだが、メディアがね、、、そういう部分を伝えるセンスとスキルが無いみたいだから。。。
だからどちらも、、、さらには観客も一般ピープルも社会も、何かと高まって行かない(高まって来てない)んじゃないか。