Jリーグ、来年は予算倍増でぶっちぎり最大予算規模のスポーツ団体に。

2016.12.08

今夜、クラブ・ワールドカップの開幕戦。鹿島アントラーズがオークランド・シティと対戦するわけだが、ぶっちゃけ関心をもつのは国際試合で日本のアタッカー、特にフォワードがどういうプレーをするのかって点。金崎は日本代表でアジアの戦いを経験しており、ゴールもあげて一定のパフォーマンスを見させていただいてるが、アジアではない相手にどうなのか。その他の選手たち、特に私が見たいのは鈴木優磨のプレーぶり…かな。

さて、昨日に続いてJリーグに関するネタ。
Jリーグ（公益社団法人日本プロサッカーリーグ）の来年度予算（経常収益）が公表され、今年度から倍増（!!）して265億円という、これは長らく日本最大のスポーツ団体である日本サッカー協会（公益財団法人日本サッカー協会）をも抜き去って、国内最大予算となったという次第。このことって、もっとメディアで取り上げさせられないもんかねぇ。
もともと、日本サッカー協会とJリーグがワン・ツー・フィニッシュなんだけどね。その「ワン・ツー」が入れ替わったと。
その要因は言うまでもなく、DAZN（ダ・ゾーン）との巨額放映権契約。その放映権契約のことだって、日本のスポーツ界における物凄いエポックなのに、わかってないよね…ってところだ。
これによって、Jリーグ優勝賞金も分配金も大幅に増える。私としては、スタジアム環境整備にもっと予算捻出して欲しいと思うんだが。冬場の観戦での観客に優しい設備も必要。幾ら熱意があったって、関東エリアだって（いくら晴天だって）冬場のスタジアム観戦は寒いものは寒い。2時間以上、じっとしてりゃ、そりゃ冷えますよ。足元にヒーター入れるとかやんないと、新しい観戦者は来てくれませんよ。トイレの数も重要だが、スタジアムへの導線も含め、そういうことに予算措置するとか、やんないのかね。確かに自治体所有のスタジアムであることが多いわけだが、そこに対して予算付ければ直ちにどうこうという風に行くモノでもないけれどね。セレッソ大阪の長居球技場の増築・拡張なんて、その点でも（昨日も書いたが）お見事なもんですよ。そういうように、各クラブが腕を発揮するようにならないと。それに対してJリーグが支援すると。