U-20女子ワールドカップ…ヤングなでしこ、アメリカを倒して3位に。
2016.12.05
浦和レッズと鹿島アントラーズの「チャンピオンシップ」が行われた日、日本時間ではその試合前、U-20女子ワールドカップの3位決定戦が行われておりました。アメリカとの対戦になったんだが、なっかなかゴールを捻じ込めない展開中、ようやく終盤のゴールで勝ち切り3位に。2012年の日本開催(ウズベキスタンの代替開催)の時に3位になっているが、今回は中立地での大会。3位の価値は非常に高いといってよいんでは。
そんなわけでJリーグ「チャンピオンシップ」直前なもんで、じっくり見ることができたわけではないが、アメリカを相手にパスワークで相当ゴールチャンスを作り出してんだが、決められないんだなぁ、これが。試合のスタッツによると、シュート数はなんと29本。ただ、ショット・オン・ゴール(枠内シュート)は8本。ちょっとこれは、よろしくないわな。とにかく外しまくり。
また、私だけでなく見ていた人たちが口にしてたのが、とにかく手数が多い…って点。ま、(男子のフル代表でも)どっかで見た光景、、、って感じですかね。
今大会、アジア選手権(U-19女子アジア選手権)の時の主要メンバーが(ケガで)数人欠けており、その影響は、まぁあったかなぁ。
ちなみに、フェアプレー賞、大会MVPは杉田妃和、ゴールデンブーツ(得点王)も上野が獲得。3位のチームから大会MVPは凄いことだが、えっと違う選手と間違えてませんか…と実は思ったりしたんだが、それって結構な人が思ってるようでよかった(苦笑) 具体的には長谷川唯のことなんだが。
今年、アメリカをU-17でもU-20でも「ワールドカップ」本大会で下したわけだが、フィジカルの差が出て来るのはここから先なわけで、フル代表でどうなりますか。今月、なでしこは合宿を行うようだが(U-20女子ワールドカップに出場した選手は免除…っていってよいのかな??)高倉監督がU-20の選手たちとどのように融合していき、フィジカル勝負になると苦労する点を改善していくんだろうな。